「元気がでました」

「オレたちひょうきん族」

 

今は、日本中、世界中、コロナで仕事も
スポーツも娯楽も学業もすべて自粛。

もう皆さん、何となく元気がありません。

テレビでも元気のない国民の姿を映すか
ら、ますます元気がなくなっていく。

出口が見えないとこういう風になるのか
と思いました。

ところで、ここに「元気がでました」と
感謝される方がいます。

それが、解剖学者の養老孟〇さん。
定年後書いた『バカの壁』が大ヒットし
た方です。

養老さん、こんな話をされていました。

「あちこち講演に出歩いて一番嬉しいの
は、『お話を聞いて元気がで出ました』
と言われることです。理屈を言って、そ
の上さんざん皮肉を言って、その話を聞
いた人が『元気が出ました』とはどうい
うワケか。話している本人もワカラない。
世の中には変な人がいるものだ。でも、
そう言ってもらえるのが嬉しい。私の話
を聞いても『元気が出る』というくらい
世の中の人には元気がないのであろう。
若い時のことを考えると、私なんか全く
元気のない方だった。それが、古希にな
ったら他人に『元気が出ます』と言われ
てしまう。長い間私がやっていたのは
解剖。で、死んだ人を見て元気が出るハ
ズがない。でももうそれを辞めたから、
その分だけ貯めてあった元気が出ている
のかもしれない。」

ワタクシ、本当にそうだなぁと思いまし
た。

コロナで、みんなの中に貯まっていた元
気の素がどんどんなくなっています。

ない袖を振っても中からは元気も何も
出てきません。

ワクチンできたとか、コロナが収束に向
かってきたとか、給付金がまた振り込ま
れているとか、何かそういう、ちょっと
した嬉しいコトでもあれば元気も出るの
になぁと思いました。

昔、『オレたちひょうきん族』とか
『8だ時ヨ!全員集合』とか『ビートた
けしの元気のでるテレビ』とか、そうい
う番組がたくさんありましたが、アレ、
本当に腹をかかえて笑って、元気が出ま
した。

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