ヒグマ研究歴45年の方が言ってマシタ。

この2,3年の間、札幌の円山・藻岩山付近の市街地にヒグマの出没が続いているようデス。

ヒグマ研究歴45年の方が言ってたのですが、クマの行動には理由・目的があって・・・。

どんなクマが何のために出没しているのか。

それによると、よく出てくるのが、親離れしたばかりの子グマ、若グマ。

1~2才くらいです。

若グマは、自分の生活圏を確立するために森林を徘徊します。

林の端に人家があったら、母グマといる時は近づくことは禁じられた行為だったけど、独り立ちした今、そこがどういう場所か好奇心を起こして近寄ってみて、自分のすみかに利用できるか確認します。

若グマが自分の生活圏を探すのは、野生のオキテ。

体験しないとワカラない。

若グマは日没から夜間、朝方にかけて、本能的に人を避けるように行動します。

若グマは納得いくまで探索して、「ここは自分のすみかではない」と悟ると山へ戻り、再び市街地に戻ってくることはナイそうです。

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