ブラッシング指導をする時、患者さんに
実際に磨いてもらっています。
右利きの方は左下の奥歯の内側が実は
磨きづらいのです。
この難しい場所が上手に磨けていたら、
その他のところはまあまあ簡単。
その方は上級者です。
左利きの方は、その逆です。
ところで、ワタクシたちには、利き手・
利き足があります。
基本的には左右対称のカラダのくせに、
イザという時に左右非対称にしなけれ
ばなりません。
もし利き手がなければ、殴り合いの時に
どっちの腕を上げるか迷ってしまう。
その間に殴られて、ハイ、おしまい。
逃げる時も、右、左、さて、どちらの
足を出そうか迷ってしまう。
そして逃げ遅れてしまう。
そしてエジキに・・・。
利き足がなければ、「火事だ!」という
声で大急ぎで逃げ出す時、思わずカエル
跳び、ウサギ跳びになってしまうワケだ。
カエルやウサギ、カンガルーは、きっと
進化が遅れているノダ。
と、私は勝手に思う。