「まえがき」「あとがき」を読んでみた。

   
      「まえがき」              「あとがき」

 

本屋さんでブラブラしていたら、ある本が
目に留まりました。

教育学者の斉藤孝著『10分あれば書店に
行きなさい』という本。

そこにこんなことが書いてありました。

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「まえがき」では、たいていその本の趣旨
が熱く語られている。肩に力が入っている
場合も多いから、なかなか読み応えがある。

「あとがき」には著者の個人的な感想や
身辺雑記的なことがやや気楽に書かれてい
ることが多い。一見すると「おまけ」。
「おまけ」だからない場合もアル。

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まぁ、著者が持てるエネルギー全てを注ぎ
込んだような本もあれば、残念ながらそれ
ほどでもない本もあるワケで、著者が全身
全霊を注いだ本なら本文を書き終わった後も
興奮していて、その“余熱”で何か書きたく
なる。

たぶんアレ、映画のDVDによくついている
「メイキング」のようなものじゃないかな。
手の内をさらしたくなるアレ。

で、いろんな本の「あとがき」を読んで
みた。

確かに人柄がよくにじみ出ていると思い
ました。

強気で自画自賛する人もいれば、遠慮がちに
感謝とも謝意ともつかない言葉を並べている
ヒトも。
まぁ、人それぞれ。

わざわざ「ハワイの別荘にて」とか、「マン
ハッタンの夜景を眺めながら」など書いて
締める人もイル。

温かい読者なら、1冊を書き上げた労に免じ
てこれくらいの自慢は〇〇してあげてネ。

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