ミトコンドリアは別の生き物でした。

まるやまファミリー歯科では時々、顕微
鏡を使って菌を見ています。

でも最近は使ってないなぁ。

ところで、初めて顕微鏡をつくったオラ
ンダのある学者が、試しに自分の歯の間
をその顕微鏡で覗いてみてびっくりした
そうです。

あまりにおびただしい数の生き物が動き
回っていたから。

まぁ、今思えば、歯周病菌のようですが
・・・。

ワレワレの体内にはとんでもない数の
細菌が棲みついています。

そして、菌と共同生活をしているのです。

今ではまぁ、フツーの話。

ところで、昔、高校の生物学で「ミトコ
ンドリアというのが細胞の中にあって、
エネルギーをつくっているのだ」と教わ
りました。

でもこのミトコンドリア、実は細菌のほ
うの遺伝子を持っていたのデス。

ということは、人間の細胞の中に入るま
では全く別の生き物だったということ。

このミトコンドリア、自分一人では生き
られないため、ヒトの細胞の中に入って
共生という道を選んだのです。

まぁ、腸の中の菌と一緒。

教科書に載っているたった1行ぐらいの
文章でも、先人達の100年くらいの研究
の歴史や知恵がぎっしり詰まってるのデ
ス。

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