小さい頃から子どもの患者さんにフッ素を塗っていると、いつの間にか大きくなって、もう中学生?と驚くことがよくあります。
この年代は、親離れ、子離れの時期と重なります。
親離れは喜んであげるとして、問題は子離れ。
子離れのシステムは、人間以外の動物にはあまり必要ありません。
多くの動物は生殖活動を終えるとひとつの仕事を終えて、死に向かっていく傾向がありますから。
まぁ、子どもが成長して、子どもに生殖キノウが備わった頃には親は死んでて、この世にはいません。
だから子離れする必要はないのです。
でも人間は長生き。
子どもや孫、ひ孫の動向が気になります。
そりゃあ、いつまでたっても子離れできません。
親の教えられることなど、たかが知れています。
あとは友達のエイキョウを受けたり、世間に育ててもらった方がイイ。