カチカチ鳴らす、食いしばる、すり合わせる。
歯ぎしりのパターンは大体この3種類。
歯ぎしりは、眠っている時だけ起こって、起きている時はやろうと思ってもうまくできないという、不思議なモノです。
試しに、ギリギリうるさいヤツを夜中にたたき起こして「もう一度やってみろ」と言ってみて下さい。
ほとんどの人が、眠っている時ほどの大きな音は出ません。
なぜなら、眠っている間に無意識のうちにとてつもないバカ力を発揮しているからです。
ものを食べる時でさえ、おせんべいで10キロ、食パンで30キロの力しか必要としないのに、歯ぎしりする時にはなんと、60~80キロのバカ力がかかっているのです。
これではアゴが疲れたり、歯がすり減ったりするのもうなずけます。