ドイツ製に関して、ある賢者がこんなジ
ョークを言いました。
『恒久的な工業製品はドイツ人が発明し
,イギリス人が投資し、アメリカ人が製
品化し、フランス人が装飾し、イタリア
人が宣伝し、日本人が高性能化し、中国
人がコピーし,生き続けている。』と。
全てがそうゆうわけではないでしょうが
、まあ鋭い所に目をつけたジョーク。
なぜ、ドイツで開発される工業製品の多
くが機能的に優れているだけでなく、普
遍的なデザインをしているのか、その答
えはどうやら『形が機能に従っているか
ら』みたいです。
サカナの祖先なんかは最初の頃は球体で
、そのうち前後に口と肛門が出来て、次
に背と腹ができて、左右ができて、今の
形に落ち着いた。ヒレはあるが、シッポ
はない。耳もない。指もない。海の中で
は必要ない。『形が機能に従っている』
ドイツ製品はキノウ最優先で製品化が進
められているから、デザインに無駄がな
い。無駄な作業をすべてそぎ落として、
スピーディーかつ効率よく生産活動を行
ったら、こいうのが出来た。
クルマならポルシェ911。もう1964年に
開発されて以来、形はずっとそのまま。
『どこか御不満な点がおありですか?』
ってな感じだ。ベンツゲレンデも開発
当初の形のまま。
ドイツ製品にはこいうのがイッパイある。
そう言えば、コロナの時に、お世話にな
ったファイザー社のワクチン、あれ、ド
イツのベンチャー企業、ビオンテック社
が作ったものをファイザー社が、会社そ
のものを買い取ってファイザー社製のワ
クチンとして商品化しましたもんね。
(2021年9月1日のブログ『ファイザー社
あれこれ』参照)
やはり、ドイツ人が発明して、アメリカ
人が製品化する。それを中国人がコピー
したようですが、思った通り、中国製は
あまり効き目がありませんでしたね。