
美人は意外と大変らしい!
作詞家・松本隆が書いた「微熱少年」
という本にこんな場面がありました。
エリーはロシア系ハーフのモデルの女の
子。松本隆の学生時代の彼女です。


「微熱少年」の著者・松本隆
僕はエリーを連れて街を歩くと、すれ違
う男達はみんな彼女を見て振り返った。
そんなとき僕は誇らしい気分になった。
が、それだけの美少女なら、失う危険も
多いってことも知っていた。

僕はエリーを連れて街を歩くと、すれ違う男達はみんな彼女を見て振り返った。
いつか友人の浅井から言われたことが
ある。「エリーだけはやめておけ!」
「なぜ?」って訊いたら「美少女過ぎ
るから」「だって、いつもハラハラして
なきゃならないんだぜ!」って言うんだ
。

そこで美人と思われる人に訊いてみた。
美人は可愛いネ、とかキレイですね、と
か耳にタコができるほど聞かされている
とか。「そんなことないですよ!」って
言うと話が長くなるので、ここは「あり
がとうございます。」と言っておく。
「今日は奢るね!」と言われたら、ここ
でごねては面倒くさいだけなので「あり
がとうございます。」と素直に言っておく
。

男性と食事に行く時は奢られ、記憶にな
い知らない変な人からは、いきなり告白
されるし、知らない女達からは「美人は
いいよね、ガンバラなくてもいいし!」
と言われる。人並に悩みくらいあるのに
。しかもあの人達と一度も話したことな
いのに。同性からの嫉みがスゴいらしい
んですよ。
【続く】