
歳を取ってからの同窓会
【続きです】
実際、みんなと再会してみると、過去は
すでに記憶の中にあるだけのもので、ど
んなに美しい思い出であっても、再び息
を吹き返すことはないのだと悟るのです
。

過去はすでに記憶の中にアルだけのものと化す
作家・遠藤周作さんが言っていました。
『同級生と会うたびに思うのは、みんな
違う人生を歩んできたという事。同じ教
室にいた頃は気ずかなかったけど、人そ
れぞれ違う価値観を生きているんだ。何
年も同じクラスにいたハズなのに、再会
すると、まるで他人のように感じられる
相手もいるんです。相手が変わりすぎた
わけでもなく、ただこちら自身ももはや
昔の自分ではないから、それだけのこと
なんですよ。』

作家・遠藤周作氏
人は同じ道を歩くとは限りません。ある
ものは遠方で奮闘し、あるものは地元で
安定を選ぶ。地道に暮らす人もいれば、
野心を抱いて頂点を目指す人もいる。

ある者は遠方で奮闘し、野心を抱いて頂点を目指すヤツもいる。
実業家・孫正義氏も若い頃の友人につい
てこう語っています。『学生時代の友人
とはもう話が合わなくなった。みんなそ
れぞれ違う世界で生きているから当然と
言えば当然だけど。かつて同じペンを握
っていた手は、今は仕事で荒れた手とビ
ジネスの場でひんぱんに握手を交わす手
に分かれているのかもしれない。』

実業家・孫正義氏;学生時代の友人とはもう話が合わなくなった。手の使い方も違う。
表面上は友情は変わらないと言ってみて
も、いざ対面すると、埋められない空白
があることに気ずかされる。話題も自然
と二つの方向に分かれます。不動産や株
式投資、子供のインターナショナルスク
ールなど。成功を手にした者たちの話が
止まらない。数字やビジネスチャンス、
華やかな将来像を語る声に満ちている。

かつて同じペンを握っていた手は今は仕事で荒れた手と、ビジネスの場でひんぱんに握手を交わす手に分かれているにかもしれない。
一方、黙り込む人もいます。語りたくな
いワケではない。ただ自分の生活が地味
で派手な取引も豪華な旅行の自慢話もな
いから、誰も興味を示してくれないと分
かっているからです。

一方、黙り込む人もいます。地味な生活をしている私に、誰も興味を示してくれないと分かっているからです。
【またまた続く】