ブドウ糖が血中にあふれると、血管がボロボロになる話

オガワメモ

 

ブログを書く時、いいアイデアが浮かば
なければ、甘いもの(ブドウ糖)を口に
する。

すると突然、閃いたりします。

人間も含めて、生物のエネルギー代謝の
基本はブドウ糖。

ブドウ糖の塊みたいなのが、炭水化物。

ブドウ糖がなくなると、脳はたった5分
で死んでしまいます。

脳のブドウ糖の消費量はびっくりするく
らい多くて、全身の消費量の25%。

体温を調節したり、心拍数や呼吸を調整
するのも脳の役割。

ところで、血液はいろんな物質を体のあ
ちこちに運んでいるのですが、その血液
の通る血管はスキマだらけ。

このスキマから染み出すことで、血液中
の物質は細胞や臓器に届けられるんです。

で、このブドウ糖ですが、実はやっかい
な一面がありまして、ブドウ糖が血中に
あふれると血管がボロボロになるんです。

こりゃ、大変だ。
甘いものを控えなければ・・・。

食事をすると血液中の血糖値が高くなり
ます。

放っておくと、血管がボロボロになる。

なので糖を外に追い出さなければなりま
せん。

そこで活躍するのが、すい臓から分泌さ
れるインシュリン。

昔、教科書で、「インシュリンは血糖値
を下げます」って習ったんだけど、「全
身の筋肉や肝臓や脳に余ったブドウ糖を
血管から追い出せば、血管はボロボロに
なりません」と一言でも注釈でもついて
いたら、もっと理解が深まったのになぁ
と思う。

まぁ、そうやって大量のブドウ糖が脳ま
で届き、それを消費すれば血液中のブド
ウ糖が減っていく。

すると血管がボロボロにならない。

それでも血液中のブドウ糖が余った場合
はどうなるか。

ズバリ、脂肪の中に送るんです。

余ったブドウ糖は脂肪細胞の中に送られ
て、蓄えられる。

脂肪細胞は血管の外側にあるんです。
だからすぐ脂肪がつく。

つまり、私たちが太ってしまうのは、あ
ふれたブドウ糖から血管を守る1つの
非常手段。

まぁ、ダムみたいなものだ。

水がダムに溜まることで下流の地域の
洪水を防いでくれるようなもの。

ブドウ糖が脂肪についてくれることに
よって、血中のブドウ糖が減って、血管
がボロボロになるのを防いでくれるのだ。

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