NATOの話を、ドラえもんの話に置き換えてみた。

ケンカが強いジャイアン

 

ヨーロッパは、仏・英・独だけじゃあり
ません。

その他にたくさん小さい国があるんです。

日本と違って陸続きですからね。
うかうかすると大国に侵略されちゃう。

ヨーロッパの小国はどうやって自分の国
を守っているのかというと、バランスで
守ってもらうんデス。

つまり、みんなが力を合わせたNATOが
武器。
コレ、ロシアへのけん制。

「遠交近攻の原理」というのがあって、
「遠くと交わり近くを攻める」ってヤツ
ですが、国境が接していると、そっちの
方が強いとすぐ子分にされちゃう。

じゃあ、ということで近くにいる厄介者
とどう付き合うか。

「オレ、遠くにいる人と仲がいいんだぜ
。」

つまり小国ヨーロッパ(NATO)の作戦
は、「アメリカと仲いいぜ」っていう風
にもっていく。

これをドラえもんの話にすり替えると、
実にわかりやすい。
スタッフに話したら好評でした。

ジャイアン「おい、のび太!おまえのお
     もちゃをオレによこせ!」

のび太「やだよ。ジャイアンよりもケン
   カの強い鬼塚先輩に僕かわいがら
   れてるんだぜ!鬼塚先輩に言っち
   ゃおうかな~、ジャイアンにおも
   ちゃ取られたって!」

ジャイアン「ちょ、ちょっと待った、の
     び太!おれ、あの鬼塚先輩だ
     けは苦手なんだよ。オレより
     カラダでかいし、強いし。
     なっ!のび太、今のはなし、
     仲良くしようぜ!」

っとまぁ、ここでジャイアンはロシア、
のび太はヨーロッパ小国(NATO)、鬼
塚先輩は学年が上で遠くに住んでいる先
輩。ヤッカイだけど普段顔を合わさずに
済む。まぁ、アメリカだと思って下さい。

鬼塚先輩が出てきたら文脈がガラッと
変わるんです。

つまり、近くの人ともめそうになる時は
遠くの人と仲よくなるということが、
NATOの意味。

ヨーロッパ小国は、NATOに世界の覇権
国アメリカを引き込んだのデス。

うまいなぁ。

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