「2階建てバス」の中から手を振ってくれた。

嬉しくなって手を振る

 

診療中、待合室の外を見ていたら、まる
やまファミリー歯科の前が保育園のお散
歩コースになっているのか、幼児たちが
ショーウインドウに飾ってあるアンパン
マン(ぬいぐるみ)に手を振ってくれて
いました。

とても心がなごみました。

先日うちの奥さんと話をしていたら、同
じようなことを言っていた。

ワタクシの住んでいるマンションは幹線
に面していて、ワタクシはその2階に居
を構えています。

ある日、中学生の修学旅行のバスが信号
待ちをしていました。
ちょうどうちのベランダの真ん前です。

たまたまうちの奥さんがベランダで洗濯
物を干していたら、バスの中の一人の男
の子が奥さんに向かって恥ずかしそうに
手を振ってきた。

奥さん、嬉しくなって手を振り返しまし
た。

するとその男の子、ちょっとびっくりし
た様子を見せたものの、周りの仲間に知
らせたらしく、周りの男の子、女の子が
次々と手を振ってくれた。

うちの奥さんもさらに嬉しくなって、
ずっと手を振っていたとか。

やがて信号が青に変わってバスは動き出
し、見えなくなるまでお互いずっと手を
降り続けていた。

この道路は、札幌に入ってくる時は必ず
通る幹線。
札幌時計台に続いています。

こんなチョットした何気ないことでも、
中学生たちにはいい思い出になったので
はないかな。

心に沁みるいい話です。

これぞ、札幌人の何気ないオ・モ・テ・
ナ・シ。

そういえば、人を動かすのは「心」だと
幕末、「江戸の無血開城」を果たした勝
海舟も言っていたぞ。

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