イギリスはたいした国だと思う。

イギリスのビッグ・ベンとダブルデッカー

 

ワレワレ歯医者は保険治療をやって
います。

この保険制度を整えたのは、実は
イギリス。

前々回のロンドンオリンピックの時、
開会式で「我が国が保険制度をつくった
のだ」とアピールしていました。

ビートルズのポール・マッカートニーも
その時、歌った。

彼、ニューヨークに住んでいますが、
イギリス人です。

ダーウィンもニュートンもイギリス人。

マグナカルタ(大憲章)ができたのも、
イギリス。

産業革命が最初に起きたのも、イギリス。

今でこそアメリカが世界を制覇していま
すが、それはここ2、300年位の話で
、アメリカの前はイギリスが世界中に
植民地を持ち、“日の沈まぬ国”と言われ
ていました。

今は何となく評価が低そうですが、ワタ
クシはちゃんと評価しています。

もちろんイギリスは、帝国としてかなり
悪どい植民地主ギ的な収奪を行ってきた
ワケですが、でも7つの海を支配してい
た大帝国を切り回すだけの力がなくなっ
たと判断した段階で世界帝国をたたみ、
大西洋の小さな島国にまで縮小してみ
せました。

世界帝国を島国にまで縮小することに
成功したんです。

これは、すごい成功例。
今までも、どこの国も、誰もやったこと
がナイ。

確かに短期間で帝国から島国にまで小さ
くなったワケですから、それによって
イリギスのシステムはガタガタになりま
した。

でもそれが亡国の危機というところまで
はゆかず、「英国病」とよばれる停滞く
らいで済んだ。

イギリスのことを「ヨーロッパの病人」
と言う人もいました。
ちょうどビートルズが活躍した頃デス。

ワタクシもその頃小学生でしたが、「イ
ギリスって若者の失業率が高くてダメな
国なんだなぁ」とぼんやり思っていまし
た。

でも今考えれば、あれ、グローバル企業
が支社も海外工場も全部売り払って創業
期の町工場に戻ったようなもの。

それで倒産せずに済んだのは、やはりた
いしたものだと思う。

 

 

 

ブログ一覧