飲み薬と点滴の話

点滴

 

新型コロナウイルス感染症の治療法とし
て抗体カクテル療法がでてきましたが、
これらは点滴でしか投与できません。

で、医療従事者の手が必要となる。

クスリの投与法として、飲み薬や点滴な
どがありますが、飲み薬はカラダの外か
ら入れるもの。

まず口に入って消化管に入って、それか
らホントのカラダの中に入っていきます。

まぁ、ヒトのカラダをチクワに例えたら
、飲み薬はチクワの穴から入っていき、
そのうちチクワの内側の身の中に浸透し
ていく感じ。

それに対して点滴は、直接チクワの身に
注射で入れます。

もし点滴薬を口の中から胃に落としたら
、例えば点滴の中に抗体薬が入っている
としたら、抗体はタンパク質でできてい
るので、飲んだ場合消化液がやってきて
、待ってましたとばかりに分解して無効
にしてしまいます。

ですから、抗体薬は分解されることのな
い点滴注射により直接血管に入れる必要
があるんです。

そんなもんだから、一時期話題になった
タミフルみたいなインフルエンザ用の飲
み薬ができればいいのになぁと思います。

まぁ、抗体薬は飲み薬にできないので、
“飲む治療薬を求む”といったところでし
ょうか。

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