「河村正2教授(仮名)?ん?何か聞いたことがあるなぁ。」

元気そうで何よりです

 

先日、BSの「ヒューマニエンス」という
番組を見ていました。

取り上げられていたのは、目の話です。

歯医者なのに目の話か、と思われるかも
しれませんが、目の話も大切。

「魚は4色、ヒトは2色~3色。なんで
そうなったのか?」というのがテーマ。

でも問題はそこじゃない。

見ていたら、河村正2教授(仮名)って
方がスタジオでお話されていた。

「河村正2さん?ん?聞いたことあるな
ぁ。どこで聞いたんだろう」

「それに、何か見たことある。どこで
見たんだろう?」

と、頭の中はそっちの世界へ。

「んぎゅ!んぎゅ!」と頭の中を絞り出
したら、やっと思い出した。

あれはワタクシがかつて京都のS台予備
校(仮称)の寮にいた時、河村正2君っ
てのがいた。

たしかあいつ、長崎弁しゃべっていた。
ちょっと小柄で、筋の通ったヤツ。

そして、自分の主張だけはしっかり通す
ヤツ。

あいつだ!

そういえば、寮の食堂で生物学について
昔、議論したことがあったなぁ。
コテンパンに打ち負かされたけど。

そうか、あいつか。
元気そうで何よりだ。

その後彼は東京大学理科2類に入学し、
理学部へ進学しました。

今や人類進化システム分野の研究室を
開いて引っ張っている。

自分の好きな道に進んだんだ。

何か、自分が若い頃共に過ごした仲間が
出世して、人類に役立つ仕事を成し遂げ
ているのは、とても誇らしく思うし、
励みにもなります。

そして、置いていかれたなぁとも思う。

才能のある連中は地方からみんな東京に
吸い取られてしまう。

地方でせっかく育てても、みんな東京へ
行ってしまう。

まぁ、国は国で「地方の皆さん、今まで
よく育ててくれました。ありがとう」と。

「そのかわり、養育費として地方交付税
交付金を差し上げますよ」って感じかな。

 

 

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