2021年 7月 の投稿一覧

「どこでもドア」


   「ドラえもん」より

 

まるやまファミリー歯科にかかっている
DVDの「ドラえもん」の中に、”どこで
もドア”ってのがよく出てきます。

こんなの夢の中の話だと思っていました
が、実現できそうな時代になってきまし
た。

空想の世界だと思っていたのが、バー
チャル・リアリティで現実になった。

例えば、ヘッドマウントディスプレイに
センサーがついているヘッドセットがあ
ります。

それ、360度どこを見ても3Dでつくった
景色が見えるような装置。

そのヘッドセットに2台のカメラをつけ
て視線を移動すると、仮想が簡単に3D
合成できたりします。

どこにでも可視体験しながら行けます。

家にいながらオリンピックにも行けるし
、サッカー・テニスでも特別席で試合を
観戦できます。

宇宙にだって行ける。
教育の場や医療の場でも使えます。

この前ニュースを見てたら、3Dに合わ
せてカラダが上下したり、においが出て
きたり、水しぶきがかかってきたり・・。

どんどん進化しています。

「どこでもドア」なんてできるわけない
じゃんと思ってたけど、バーチャル・リ
アリティだと向こうからこっちに、国立
競技場みたいなのがやってくるのです。

いや~、すごい!

ミトコンドリアは別の生き物でした。

まるやまファミリー歯科では時々、顕微
鏡を使って菌を見ています。

でも最近は使ってないなぁ。

ところで、初めて顕微鏡をつくったオラ
ンダのある学者が、試しに自分の歯の間
をその顕微鏡で覗いてみてびっくりした
そうです。

あまりにおびただしい数の生き物が動き
回っていたから。

まぁ、今思えば、歯周病菌のようですが
・・・。

ワレワレの体内にはとんでもない数の
細菌が棲みついています。

そして、菌と共同生活をしているのです。

今ではまぁ、フツーの話。

ところで、昔、高校の生物学で「ミトコ
ンドリアというのが細胞の中にあって、
エネルギーをつくっているのだ」と教わ
りました。

でもこのミトコンドリア、実は細菌のほ
うの遺伝子を持っていたのデス。

ということは、人間の細胞の中に入るま
では全く別の生き物だったということ。

このミトコンドリア、自分一人では生き
られないため、ヒトの細胞の中に入って
共生という道を選んだのです。

まぁ、腸の中の菌と一緒。

教科書に載っているたった1行ぐらいの
文章でも、先人達の100年くらいの研究
の歴史や知恵がぎっしり詰まってるのデ
ス。

医療系学部に上がると、難しい物理・数学はほとんど使わない。

物理・数学

 

夜10時頃、自宅居間のカーテンを開ける
と、道路をはさんで向かいにある学習塾
の照明がこうこうとついています。

小・中・高校生は夜遅くまで頑張ってい
るんだなぁと思う。

塾の前に停められた自転車が、ご主人様
のお帰りをじっと待っている。

もうずいぶん前のことだから忘れてしま
いましたが、高校時代は途中から理系・
文系に分かれます。

理系から文系には簡単に変われますが、
文系から理系は基礎学力がないと難しい。

ワタクシが大学に入って感じたことは、
医学部・歯学部は受験科目に物理とか
数学とかが必須でしたが、学部に上がっ
てから難しい物理や数学を使うことはほ
とんどありませんでした。

ほとんどが暗記科目。
まぁ、文系に近い。

ホントの理系は、理学部・工学部かなぁ
と思う。

ではなぜ物理・数学というのが必要なの
か。

私の勝手な解釈なのですが、医療系学部
だと診断能力が問われます。

診断があって初めて治療に進めるから
です。

その診断能力は、論理的なモノの考え方
が必要です。

物理・数学は、この能力を育てるにはう
ってつけの科目。

もし医者が、「〇〇と同じような症状が
あったから、診断はたぶんコレね」とい
う医者なら、ワタクシはかかりたいとは
思いません。

これは論理的ではないから。
ホント、素人レベル。

診断する時はあらゆる可能性を考えて、
そこから消去法でアレも違う、コレも違
うという風にして絞っていく。

例えば歯科で考えてみると、突然アゴが
腫れた、という症例があるとします。

最初何を考えるかというと、「コレは
炎症か外傷か、のう胞か腫瘍かエプーリ
スか、それとも先天性の疾患か?」。

そこから既往歴とか現在の症状を聞いて
、見て、当てはまらないものを更に消去
していく。

そしてレントゲンとかCTを撮って、また
さらに絞っていく。

で、最後に、これは炎症の可能性が高い
となると、そこからさらにその原因を探
っていくということになります。

今の新型コロナウイルスって何かという
と、炎症のカテゴリーに入ります。

人生とはわからぬものデス。

アバ

 

ヒトの人生って、何か目に見えない力が
働いて、計算通りにはならないことがあ
ると思います。

また、自分のやりたいことをやろうとし
て、どうもうまくいかず、逆に自分の
意志とは全く違うことを誰かにやらされ
る方が意外とうまくいくこともあります。

あのビートルズだって、優秀なマネー
ジャーに発掘されなければ、ただの地方
の才能のあるお兄ちゃんバンドに過ぎな
かったわけだし。

ビートルズ

 

ビートルズと同じ頃、日本にも「はっぴ
いえんど」という若いバンドがあったん
だけど、彼らは才能に恵まれていたにも
かかわらず、何せ自分たちをマネージメ
ントしてくれる大人に恵まれなかった。

はっぴいえんど

 

で、3枚程アルバムを出した後すぐ解散。

その後自分たちがプロデュースする側に
まわったら、フツーのアイドルが日本で
一番売れたアイドルに育った。

アイドル松田聖子

 

ビートルズのリンゴ・スターは、ビート
ルズのドラムを叩いていなければ床屋に
なっていたと言っていたし、大成功した
アバのあるメンバーも、どうして普通の
自分たちがこういう運命になったのか
さっぱりわからないと言っていた。

はっぴいえんどのドラマー、現作詞家の
松本隆も、はっぴいえんどに誘われなか
ったら、今頃は銀行を定年退職して孫に
囲まれて盆栽でもいじってるんじゃない
かなぁと言っていた。

人生とはわからぬものデス。

 

 

「恋人がサンタクロース」を聴いて、勝手に想った。

Flower「恋人がサンタクロース」をカバーしている

 

たまたま、松原正樹というギタリストを
研究するために、「恋人がサンタクロー
ス」という楽曲を聴いていました。

研究というと大げさに聞こえますが、
まぁ、その、勝手に曲を聴いているだけ
なんだけど。

「恋人がサンタクロース」っていう楽曲
は、松任谷由実の作品で、後にいろんな
アーティストがカバーしています。

若き頃の松任谷さん、「クリスマス=サ
ンタと子供達のイベント」という概念を
、西洋の宗教的行為から恋人たちの一大
恋愛イベントに一気に変えたのだ。

 

松原正樹のギターがワンフレーズを奏でる

 

「旬の若い頃に若い人が作詞・作曲し、
若い歌い手や若いミュージシャンが演奏
して、若い人が聴く。

文化って、感受性の多感な頃の若者が
つくり出すのだ。

そして、年配者は若い頃聴いていた曲を
聴いて、若さを保ち続ける。

そう勝手に考えたことをうちの奥さんに
話すと、「私、昔の曲は懐かしくて聴く
こともあるけど、今の若い人たちの曲も
聴くわよ」と言う。

「・・・。」
彼女は若いのだ。

 

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