脳にも旬がアル。

 

食べ物には旬があって、その時期なら
簡単に手に入れられるものでも、時期を
逃すと苦労しても手に入れにくくなりま
す。

今の時代は年中ハウス栽培とかで作られ
たものがスーパーに並んでるけれど、
畑でとれるものはその時期ならでは。

今ならトマトかな。
初期のころは味が薄いケドね。

子どもの発達にも、脳、カラダ、性、
それぞれ違った旬があります。

ヒトはカラダの旬は20才頃まで続き、
性の旬は16才頃から始まります。

ただ、脳の旬はかなり前に始まります。

というのは、脳の神経細胞は140億個あ
って、この細胞だけは特殊で、生まれた
後で増えることもないし、しかも新陳代
謝しない、非常に長生きの細胞。

で、10才のころまでにほぼ大人なみに
発達してしまう。

あとは毎日10万個ずつ消費していく。

だいたい120才くらいまで生きれば、
ほぼなくなる。

まぁ、旬でいえば、10才児はカラダは
半人前、脳は大人、性は赤ちゃん。

だから、目の前の小学生ってサイズが
小さいからといって子ども扱いしてはな
りません。

何を先に育てていくべきかといったら、
何たってまずは脳。

脳を育てるというと勉強をイメージする
人がいますが、まぁそれはほんの一部。

大切なのは、感性や人の心がわかること
や判断力でしょうか。
まぁ、生きる力。

「あそこにあるのは見たことないけど、
何やろう?」とかいう知的な好奇心や、
「初めて見て何か知らんけど、心がとき
めくわ!」という感受性といった脳の働
きの旬は、かなり小さい頃。

その頃そんなモノを見つけた子は幸せだ
と思う。

それを「えっ?何?どういうこと?」と
いう具合に追求していけば、それがその
うち勉強にもつながっていく。

好奇心豊かで時間のある時に脳を育てて
おけば、後がラクじゃないかなぁと思い
ます。

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