「鯉捕りまあしゃん」

まあしゃん

 

歯医者の仕事の中では、交渉ごとって
ほとんどないのですが、世の中ではフツ
ーにある話です。

「鯉捕りまあしゃん」って、上村政雄と
いう実在の人物。

佐賀県と福岡県の県境を流れる筑後川で
独特の漁法によって鯉を捕る名人です。

政雄だから「まあしゃん」。

まず、漁をする数日前から肉やうなぎな
ど栄養価の高いものを摂り、体調を整え
る。

当日はまず河原で焚火をして、そこで
カラダから汗が噴き出るくらいまでカラ
ラを温める。

その後川に入り、水底に潜り、横たわる。

すると、カラダの温かさを求めて鯉が
横にやってくるのです。

まあしゃんはそれを優しく抱き、そのま
ま船上に放り込む。

放り込まれた鯉はそこで初めて、自分の
運命を知り大騒ぎすることになるのだ。

実はこの方法、交渉する時に使えます。

じっくり準備し、交渉相手が自然とこち
らと合意したくなるように話をもって
いくのデス。

そのようにソフトバンクの孫さんは昔、
言っていました。

 

ブログ一覧