番犬ブルドッグのキラー


     「トムとジェリー」


    「恋ははかなく」より

 

まるやまファミリー歯科の近所の床屋さ
んのマスターが、朝夕、ブルドッグを散
歩させています。

ブルの顔はいつ見ても下アゴが出っ張り
過ぎてて、鼻が短くて、見るたびに「こ
りゃあ、いかにも咬むのが苦手そうだな
ぁ。」と思ってしまう。

顔の形態上、いびき、よだれがきっと
多いに違いありません。

「トムとジェリー」に出てくる番犬キラ
ーは、メリケンサックのついた皮の首輪
をはめて、誰にでも唸りかかったり、
咬みついたりするというキャラクターで
す。

ところで、昔イギリスで雄牛と戦うため
に今の顔に品種改良された時、ブルはど
う猛な性格だったけど、今ではコワオモ
テとはウラハラにおとなしい性格になり
ました。

コワオモテの顔は目のくぼみが浅くて、
目が飛び出しているので、目の病気や
ケガが多い。

そして、後頭部に激しい衝撃が加わると
目ん玉が飛び出してしまうという話を
聞いたことがあります。

それに、鼻が短いので体温の調節も苦手
だろうし、顔や肩幅がばかデカイので、
出産の時、人の手を借りて帝王切開しか
ない。

もう野生には戻れません。

牛と闘っていたご先祖様とはうって変わ
って、今では番犬や愛玩犬になってしま
った。

それにしても、あのシワの多い顔、皮膚
炎になったらどうすんだろう?
歯医者ながら、心配してしまいます。

 

 

 

 

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