歯は口の中にあるに決まってんじゃん、
と言う方が大半だと思いますが、実は口
の中じゃなくて、別の場所にある場合も
あるのデス。
池にいるコイには、ワレワレ、「ふ」や
パンくずなどの軟らかいエサを与えます
が、本当は硬いカラに覆われたタニシや
シジミの方が好物。
コイの食性は昆虫やミミズ、ザリガニ、
カニ、水草、ゴミなど何でも食べる。
まぁ、イケや川は狭くて、魚同士の競争
が激しいので、食べられそうなエサは見
つけた時に食べておかないと生き残れま
せん。
手当たり次第に口に入れてしまうのが、
川魚や池魚の習性。
まぁ、悪食(あくじき)のサカナって
ワケだ。
で、タニシやシジミをどうやって食べる
かですが、のどの奥にある咽頭歯(上の
写真)という歯で殻をかみ砕き、砕いた
殻はエラから次々に吐き出すのです。
この咽頭歯、10円玉でも曲げてしまう
ほどのバカヂカラなんだとか。
指、咬まれたら、痛そう!