正常が説明できると異常も説明できる。

 

ワレワレ歯医者は、学生時代、大学の
講義を通じて正常のカラダの働き、口の
中の働きを教わります。

そしてそれを理屈として理解します。

口の中なら、舌であれどこであれ、日常
の運動は自動化されているので、そのプ
ロセスをいちいち意識して考えていたら
舌もうまく働きません。

食べ物を歯の上に「よっこらしょ!」と
載せたり、何もないところに声をつくる
なんて、意識してやっていませんもの。

ふだん何気なくやっていることを理屈に
変える。
考えてみたら、ホントにめんどうくさい
作業。

でもそれを理屈に変えておかないと、
変なコトが起こっている時にその変なコ
トのどこが変なのか理解できないので、
診断もつかない。

だから医者も歯医者もこぞって正常なカ
ラダの働きを理解しようとするのです。

そうすればカラダの異常の説明ができる
のだ。

昔、学生時代、そう教わりました。

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