ノートルダム寺院炎上

 

フランスセーヌ川のシテ島にある、カトリ
ック教会のノートルダム寺院(大聖堂)が
炎上しました。

パリ世界遺産の寺院です。

ココは昔、ナポレオンが皇帝の戴冠式を行っ
たことで有名。

キリストが十字架に架けられた際に頭に被っ
ていた「いばらの冠」も、そこにあった。

去年から改修工事が行われていたとか。

フランスの方、世界中のカトリック教徒の
皆さん、お見舞い申し上げます。

ところで、この寺院、1163年に工事着工。
約200年かけてやっと完成。

5世紀から15世紀くらいまでの中世は、神が
一番の世界。
はっきり言って、中世は思考停止の世界でした。

この頃教会が絶対権力。
そのシンボルが、ノートルダム寺院ってワケだ。

ところで、ヨーロッパのある不動産屋さんが
言っていた話があります。

家を案内する際、
「この家は新品同様ですよ。」
 「築何年ですか?」
「約60年。」
 「ゲッ!」

「この家はそんなに古くないですよ。」
「築何年ですか?」
「400年。」
「・・・。」

まぁ、ノートルダム寺院が着工200年目で
新築なので、築60年は確かに新築同様。

ヨーロッパは日本とは違って、時間がゆっく
り流れているようです。

ちなみに、「ノートルダム」って、「私たち
の貴婦人」という意味。
聖母マリア様のことでしょうね。

ブログ一覧