「守・破・離」が型をつくる。

これは本に書いてあった話なのですが、イチロー選手、その技はプロ野球選手の中でも飛び抜けてて、天才と呼ばれています。

能の世界には「守・破・離」という教えがありまして、これは何かというと、最初に徹底的に基本を身につけるのが「守」。

その後、基本を破って自分なりのやり方を盛り込むのが「破」。

そして最後に、その基本から離れ、自分独自の型を確立するのが「離」。

イチロー選手、たくさん身につけたものからいらないモノを削り落として、自分だけの「型」をつくり出しました。

ピカソの絵なんか、若い頃は本物そっくりのデッサンでした。

それが晩年はああいう絵を描くようになった。

ビートルズも、後期は前期とは違う曲作りをするようになりました。

超一流のアーティストやアスリートは、どうやら「守・破・離」を経由して自分なりの「型」をつくっているのデス。

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