2017年 4月 の投稿一覧

羽生3冠に大金星、14才中学生、藤井君。

非公式なのですが、中学3年生の藤井聡太君(14才)がインターネットテレビ企画で羽生善治3冠と対局して、勝ちました。

あくまで非公式です。

藤井君いわく。

「勝ちを意識した局面で、読み筋にない手を指され、動揺した。終盤における羽生3冠の怖さを実感した。」一方、羽生3冠は「藤井君(四段)は鋭い攻めの印象を持った。

新人とは思えない落ち着きを持っている。どんな棋士になるのかとても楽しみです。」とエールを送りました。

まぁ、ベテランが負ける時はだいたい、得体の知れない、勢いのある新人であることが多い。

高いレベルになればなるほど、頭脳や感覚ってのがポイントになってきます。

技術の限界を感じた以降がホントの勝負なのです。

ポテトチップスのこと

世の中では今、ポテトチップスが品薄だとか。

去年北海道に上陸した連続台風で、ジャガイモが被害を受けたからです。

そのポテトチップス、どうやらある男の意地から生まれたようなのです。

今から約150年前、ニューヨーク州の避暑地サトラガのあるホテルでのこと。

ウエイターがインド人コックのところへフライドポテトの皿を持ってきて、「客が厚すぎると文句を言っている」と言います。

このコックは非常に誇り高き男。

「これならどうだ!」とばかりにジャガイモを紙のように薄く切って、カリカリに揚げました。

客は、「ここまで薄くしろとは言わなかったのに」とビックリ。

でも一枚つまんで食べてみると、そのおいしいことにまたビックリ。

一晩のうちにその味はホテル中で評判になり、その夏の避暑地サトラガでは、大通でもベランダでも、優雅に紙コップからポテトチップスをつまむ客の姿が見られたそうです。

口腔内カメラを購入した。

最新式口腔カメラブラッシング指導する時、患者さんには手鏡を持って見てもらうのですが、上の奥歯の裏側は逆立ちしたって見えません。

そんな時、器具のミラーを使って手鏡とセットで見てもらいます。

でも、見えたり見えなかったり。

で、何とかならんもんかなぁと思っていたところ、歯科通販で口腔内カメラが売られていたので購入しました。

今までの口腔内カメラは大きなモニターがユニットについていなければキノウしなかった。

ですが、今回購入したものは手軽に持ち運びできて、しかもモニターも小型化し、再生も可能な優れモノです。

接続プラグを使えば大型モニターにも接続できます。

これを使えば見えないモノも見えてくる。

ホントは見えないものは無理に見ずに、隠しておいたほうが幸せだとは思うのですが・・・。

まぁ、見たい方にはお見せしますので。

うまく負けることは、勝つことよりも難しいんです。

格下の相手にやられた、絶対王者ジョコビッチ(左)勝負をしたら、やはり勝ちたいもんです。

でも勝負ごと、負けることもあります。

潔く負ける人は上手に頭を下げて、勝った相手をたたえます。

教えてもらったというケンキョな気持ちになれますもの。

素直な気持ちにもなれる。

相手のチカラが勝っているんだから、負けるのも当然だな、学ばせていただきます、って感じ。

まぁ授業料みたいなモンです。

そこから学べばイイ。

うまく負けることは、勝つことよりもうんと難しいのです。

東京の青山脳病院

脳病院北杜夫の「楡家の人びと」という小説があります。

その中に、青山に東京名物になるような日本一の巨大脳病院を建てた、祖父の斉藤紀一の話が載っています。

脳病院って、今でいう精神病院のコト。

紀一の息子が歌人の斉藤茂吉、その息子が北杜夫。

聴診器を頭にあて、「いや、君の脳は悪い。

たしかに悪い。私のあげる薬を飲みなさい。

これは日本一の薬なんだから。」などと言い放つ。

あるいは、耳の穴をのぞき込み、「あぁ、あんたの脳はただれている。腐りかけている。

ちゃんとそれが見える・・・まぁ、私にまかせなさい。腐った脳を私がちゃんと治してあげるから。」と言ってみたり。

もちろん聴診器を頭にあてるなどイミないし、耳の穴から脳が見えるわけでもありません。

日本一という言葉にも、何のウラ付けもありません。

ところが患者さん、祖父のこうした言葉を一も二もなく信用していた。

これを読んだ三島由紀夫先生は、祖父のことを「なんという魅力のある俗物だろう」と書いておられるトカ。

ワタクシも斉藤紀一のような俗物の先生でありたい。

バイオフィルムってヤツが悪い!

日本人は80才までに28本ある歯のうちの半分を失い、入れ歯になる人が多いのですが、同年代のスウェーデン人は、平均20本の歯が残るといいます。

ワタクシも確信を持っているわけではありませんが、”8020運動”の起こりは、これが基になっているのでは?この差の理由は、日本人の歯についての知識が根本的に間違っていたから。

中高年は歯周病かムシ歯で歯を失いますが、両方とも口の中にあるバイオフィルムが原因。

バイオフィルムって何かというと、朝起きて歯を触るとネバネガした膜が残っていたら、それがバイオフィルム。

まぁ、昔はプラーク(歯垢)と呼んでいたヤツです。

これを理解せずに間違った歯磨きや治療を受けて、結局歯を失う人が多いのです。

バイオフィルムの中には、歯周病やムシ歯の原因菌が、1グラム中1000億個もいます。

歯周病は、歯と歯ぐきのスキマにある歯周ポケットにバイオフィルムが繁殖。

歯周病菌が感染してソシキを破壊。

放っておくと骨がドロドロ溶けて、歯が抜け落ちるのです。

日本昔話で、老婆が「ヒヒヒッ」と笑った時口の中を見たら、糸切り歯(犬歯)しか残っていませんが、アレ、歯周病で、その他の歯が抜け落ちたのだと私は勝手に思う。

富士山は高いだけじゃありません。

富士山

東京スカイツリー新聞広告のチラシに、”立体的に見える地図”ってのが入っていました。 フツウの地図は2次元だけど、コノ地図、3次元に見えるというもの。

写真は富士山。

富士山って高いというイメージがありますが、高いだけじゃありません。

すそ野がとても広いというのも、富士山の特徴。

富士山があれだけ高いのは、土台がしっかりしているから。

まぁ、子供の頃の勉強も、大人になってからのしっかりした土台づくりみたいなもの。

子供の頃にしっかりした土台をつくっておけば、大人になって高い山をつくるのが楽チンなのです。 

真央ちゃんと内村航平選手。

先日、浅田真央ちゃんが引退を表明しました。

ひたむきに競技と向き合って、たくさんの逆境を乗り越え、しかもいつも明るくさわやかな「真央ちゃん」がみんな大好きでした。

ところで、体操の内村航平選手が以前、勝ち続けるつらさを「地獄だ」と表現しておりました。

勝ってしまったので、期待に応え続けなければならない。

負けた方が楽だと思っていたけど、気力をふり絞ってまた勝った。

体操全日本選手権の個人総合で10連覇された方です。

重みのある言葉です。

残る者と退く者。

その違いはありますが、若い二人が次世代のコドモたちやワレワレ大人に勇気を与えてくれたのは間違いありません。

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