2016年 10月 の投稿一覧

懐かしいスタッフが手伝いに来てくれた。

先週の土曜日に、以前ワタクシと一緒に働いていたスタッフがまるやまファミリー歯科にお手伝いにきてくれました。

一緒に働いていた頃からもう10年以上も経ちましたが、人柄とか雰囲気とか、あの時のまま。

医院という”箱”に魂を入れるのは、そこで働くスタッフや患者さんの心意気や思い。

「ほんとうに大切なものは目に見えないんだよ」サンタさんのシーズンになるとよくそう言われますが、医院のカナメは”ハード”じゃなくて、目に見えない”ソフト”なんだなぁとつくづく思いました。

チビッコが多かった。

(イメージ)この前は、朝からチビッコの患者さんが随分多かった。

いない日はいないけど、いる時はまとめてやってくる。

いつものようにアニマルバウンス歯ブラシを選んでもらって、お口の中をザッと診る。

悪くなりそうなところをお母さんに見てもらって、一人一人しっかりブラッシング指導をする。

その後、歯の汚れをしっかり取って、最後にフッ素を塗る。

最後に、何か気にかかるところはないですかと聞くのですが、フッ素を塗りにくるお母さんたちって、結構チビッコの口の中に関心を持っていて、驚くようなことを聞いてくる。

それに答えられるようにしっかり勉強しなければなりません。

歯医者さんも、患者さんに勉強させられているのデス。

すぎもとまさと と ボブ・ディラン

すぎもとまさと患者さんの治療をしていると、時々話が脱線して世間話になることがあります。

ある日、昭和に活躍した作曲家で、今もライブをやっている『すぎもとまさと』さんの話になりました。

「よくライブに行くんだけど、すごくいいよ」ということで、そのCDをいただくことになりました。

すぎもとまさとと言えば、昭和の大物歌手に数多くの曲を提供している作曲家のひとり。

名曲が多く、矢沢エイキチの「時間よ止まれ」なんかも彼の曲。

そういえば、昨日ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞しました。

歌詞の内容が世界にエイキョウを与えたというのが、評価された理由のひとつ。

すぎもとまさともディラン氏の影響を受けています。

確かに偉大なミュージシャン。

ディラン氏、75才になった今でもライブをしています。

たしか、毎年候補にあがっている村上春樹氏もボブ・ディランの影響を受けていると言ってたなぁ。

歯科衛生士さん、技工士さんが足りないんデス。

歯科の世界では、歯科衛生士さんの数が足りません。

登録数は多くても、働いている歯科衛生士さんは足りないのです。

結婚して出産するまでは働いても、出産後再就職する方が、看護師さんに比べると圧倒的に少ないんです。

歯科技工士さんの数も足りません。

平均年齢は年々高齢化しています。

最近、コンピューターでつくるCAD/CAM冠なんかのシステムが急速に発達してきてはいますが、まだまだ歯科技工士さんの手によってつくられる銀歯とか入れ歯は多いのです。

そうやって開発されたのが、あの銀歯。

オリンピックのメダルには金・銀・銅がありますが、この金属、実は自然界から取り出しにくい、さびにくい、イオンにもなりにくい順番なんです。

つまり、貴重な順番。

歯医者さんで使う保険治療のあの銀歯、あれ、成分は銀だけじゃありません。

金も入っていれば、銅もパラジウムも入っています。

金は合金を腐らなくするし、銅は硬くしてくれる。

口の中に入れるあの銀歯、どんな環境でも錆びてはいけませんし、精密でなくてはなりません。

割れてはいけないし、まぁまぁ削りやすくて簡単に磨り減ってもいけない。

おまけに保険適用なので、高価すぎてもダメ。

そうやって研究・開発されたのが、皆さんの口の中に入っているあのキラキラ銀歯なのデス。

電柱がありません。

まるやまファミリー歯科が面する通りは”北1条通り”なのですが、西25丁目までは電柱がありません。

ロンドンやパリでは、道路の無電柱化率は約100%、日本は1%。

札幌は2%ぐらい。

ワタクシが小さかった頃は、学校の帰りにじゃんけんで負けた子どもが仲間のランドセルも背負って次の電柱まで運ぶ、そんな子どもらしい遊びをしていました。

ところで、電柱がなくなればワレワレ歯医者、電柱広告も出せませんし、何よりも散歩中の犬がオシッコをする場所に困ってしまいます。

理由は、「大きくなったから」。

夕方になると、まるやまファミリー歯科の前を犬を散歩させてる方々をよく見かけます。

だいたい、小型犬が多い。

先日広告を見ていたら、——-「死因は、大きくなったから」——-というのが目に留まりました。

ペットとして飼っている犬やネコのことです。

それによると、「かわいくなくなった」「家族旅行に行けなかった」「もう飽きた」・・・・とまぁ、こんな理由で飼い主に見捨てられる犬やネコたちがいるようです。

年々、犬・ネコの殺処分数は減ってはいますが、それでもまだ多くの命が保健所へ持ち込まれています。

この命、何とかならんもんかなぁと思う。

マーティン・ティラーのCD

ある患者さんに、CDをいただきました。

マーティン・ティラーが弾く、ギターソロのCDです。

患者さん、いいなと思う曲だけ編集したと言っておりました。

マーティン・ティラーと言えば、ジャズをベースにしたソロのギタリスト。

ソロギターの醍醐味は、何といっても、ベース・コード・メロディをあたかも大勢で弾いているようにソロで演奏すること。

ワタクシ、音楽のことはチンプンカンプンですけれど、このCDを聴いていると本当に別々の人が弾いているように聴こえるから不思議です。

ホントウに音の分離がよくて、各パートが独立している。

さて、CDの内容は、テネシーワルツ、ジョニー&マリー、マイ・ロマンス、アルフィー、トゥルー・・・・等々。

まるやまファミリー歯科のB.G.Mにそれとなくかかっておりますので、どうぞお楽しみ下さい。

日本の神様

まるやまファミリー歯科前の北一条通りは、別名表参道と言って、神様の通る道です。

日本の神様って寛容です。

インドからお釈迦様(仏教)が入ってきたり、ヨーロッパからはイエス様(キリスト教)、中国からは孔子様(儒教)が入ってきました。

たくさんの神様がよその国から入ってきたけど、日本には日本の神様がいました。

名前は、八百万(やおろず)の神。

日本の神様はよその神様とケンカをしませんでした。

すごくおおらかな神様です。

なぜしなかったかというと、800万人の神様がいるから。

ちょっと数は大げさだけど、神様いっぱいいます。

そこにインドからお釈迦様が入ってきても、まぁ一人くらい増えてもいいかという気持ちで受け入れました。

話を聞いてみるといい話なので、「じゃぁこの部分をお任せしよう」というわけで、お葬式を任せました。

キリストさんにはクリスマスを、孔子様には・・・。

日本の神様、うまくやっているのです。

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