あまりにも困ってらっしゃったので・・・。

1966カルテット20年も開業医をやっていると、先生も患者さんも確実にトシをとります。

ある患者さん、17、8年前からリコールに入っているのですが、その間にダンナさんを亡くし、自分もサ高住のマンションに移り住むことになりました。

20年もつきあっていると、患者とドクターの関係が人間と人間の関係になってしまうことがよくあります。

先日その患者さんとサ高住の話になりました。

「今住んでいる家、どうしましょう。工場付きの家なので、取り壊すのにお金結構かかるし、近所の人は取り壊さないと売れないと言うし、誰に相談していいかわからないし・・・。」「ウ~ン・・・・。」気がつけば、まるやまファミリー歯科のB.G.Mには1966カルテットの”アビーロード・ソナタ”が流れています。

ワタクシ、他人の生活に口を出すべきではないと心得てはいるのですが、あまりにも困ってらっしゃったので、私も一緒に考えることにしました。

丸ごとそのまま売るという方法もありますし、中をリフォームして人に貸すという方法もある。

壊して売れなかったら固定資産税が6倍くらいにも跳ね上がるので、どうしたら一番よいのかよく考えてみる必要があります。

でも、必要としてくれる人というのはもしかすると周りの人かもしれません。

借りたい人、買いたい人ってのは、意外と近所にいるものなのデス。

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