歯ブラシの先端技術

いつも使っている歯ブラシの毛の根元に注目してみました。

そうすると、歯ブラシの先端技術が見えてきます。

歯ブラシを選ぶとき考えるのは、歯と歯の間や歯ぐきの中の溝のようなセマイところに届くことと、清掃効果です。

細かいところに届かせるには毛や毛束を細くすればいいのですが、細くしただけではコシがないため、清掃効果がおちてしまいます。

ふつうは毛束を2つ折にして、平線という真ちゅうの金具(ブラシを使いすぎると毛が抜けて、1mm四方の金色に光るアノ金属デス)を打ち込んで毛を植え込むのですが、最近の歯ブラシには毛の根元を溶かして毛を植え込むものも出てきました。

こうすると毛束は細くなり、また、コシのある歯ブラシができるのです。

これが歯ブラシの今の先端技術。

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