ロンドンタクシー(前編)

きょうは私のお気に入り、ロンドンタクシーのお話をします。

ロンドンタクシーは英国ロンドンを走っているタクシーの商標で、ブラック・キャブが通称になっています。ビートルズのアルバム「アビーロード」のジャケットの右側にもブラック・キャブが普通に写っています。ということは、ロンドンの風景のひとつなのでしょうか。

今は中国の吉利汽車に経営権を譲っているけど、もともとはオースチンFX4という車名だった。屋根高い車体は山高帽をかぶった英国紳士がそのまま乗り降りできるような設計。

運転席と客席は隔壁で仕切られており、客席は対面式で5人座れる。

ドアは観音開き。

エンジンはFX4以後はほとんどディーゼルエンジン。いろんな会社のエンジンを使っているけど、1989~1996年までは日産製のエンジンを積んでいた。

重い車体、FR、そしてディーゼル。悪路、雪道にはまったらそこから抜けだすパワーは持ち合わせておりません。冬は砂袋を積んでおきましょう。

やはりタクシーという本来の用途を考えると、街乗りが最適ではないでしょうか。

(つづく)

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