見るものが支配する世界

ギリシアの神々が住んでいた「ウィキペディア」というフリー百科事典がインターネットにあります。

今あそこに載ってるのは、有名人ばかり。

もし有名でない人も載ってしまったら、自分の情報が公開されていたとしたら・・・。

一見、テレビに出ている人や有名人というのは、力を持っているように思いがちですが、実は視線の方向から見ると、「見られる者」という不利な立場。

ギリシア神話にメドゥーサという女の魔物がいて、この魔物、目に不思議な力があって、コイツに見られた者は石になってしまう。

神話とはすごいもので、この魔物がヒトを見て「石になる」と表現することによって、実は見るものが支配するのだと伝えているのデス。

ワタクシもまるやまファミリー歯科のブログを日々更新していますが、書けることはホンノわずか。

ほとんど当たり障りのナイことだけ。

何しろ「見られて」いますモノデ・・・。

新しい職場にいくとカゼをひいてしまう

患者さんの中にはいろんな方がいて、ある小児科の先生、めずらしくカゼをひいたと言う。

家族の方からうつったのですか、職場からですかと聞くと、職場だトカ。

お医者さんなので、カゼをひかない方法を聞いてみた。

その答が、「マスクをする」「ワクチンをうつ」皆さんご存知のとおりです。

何年も同じ職場で仕事をしていると、免疫ができてカゼひかなくなる。

しかし、新しい職場にいくとカゼをひいてしまう。

そのようなことも言っておられました。

貴人に会いましたか。

「篤姫」より勝と帯刀今の中国はどうしちゃったんだろうと思うけど、孔子のいた頃の中国って、挨拶する時に「最近、貴人に会われましたか?」と質問していたようです。

貴人というのは、学識のある人や徳のある人、富のある人。そして、知性と人徳があって、オーラあふれる素敵な人のコト。

そうした貴い人は自分を引き上げてくれる可能性がアル。

本や新聞や、人との会話の中で心を打つ感動的な話や言葉に巡り合えたなら、それは「貴人に会えた瞬間」なのデス。

ワタクシの好きな会話があります。

幕末に、幕府軍の勝海舟が、強引なやり方で幕府に改革をせまった薩摩藩を批判して言ったセリフ。

「上等な人間てえものは、力で人はうごかされねえものです。心です。心で動かすもんですよ。」薩摩藩家老、小松帯刀、「本当にそうですね。心にしみました。」

モノゴトを前に進める力

アメリカのヒーロー江戸時代には「入れ歯師」や「歯抜き屋」しかなく、それも大道芸人が町中で行っていました。

で、150年くらい前にアメリカ人の歯科医師が来日し、日本人はその技術のレベルに唖然としました。

それが歯科の出発点になっています。

その頃ある人が海外で歯が痛み、抜ズイ(神経をとる)をされた時、その技術の素晴らしさに驚き、歯科医師を志したというエピソードもあります。

どうやら、必要になったり、欲しくなったり、素晴らしさに気づくことが、モノゴトを前に進める力になるようデス。

ニホンザルの子育て

テレビ寺子屋という番組で、旭山動物園元園長の小菅正夫さんが、ニホンザルの話をしてました。

サルの社会には秩序があって、ボスザルを中心に、まわりにメスザル、子供ザル、若いオスザルがいる。

コレって、皆が仲良くする仕組みなんだそうです。

よくサル同士ノミ取りをしている風景を見かけますが、朝から晩まで、あいている時間はずっとやってイル。

「気持ちがイイかい?」 ・・・・「気持ちイイよ。」と、努力している。仲良くするため。

メスの集団のまわりに、子供の集団。

子供のグループのサルが同じ年のサルとルールを守って遊ぶ。

子供のサルはトラブルばっかり。

ケンカしてもいいよ、でもこれ以上やったらダメよ。

ルールを破ったら、親としてじゃなくて、ムレの一員として注意する。

親がちゃんと育てるんじゃなくて、ムレが育てている。

で、小菅さん、サルに子育ての原点があると言っておられマシタ。

「子供は群れて、育てる」「社会が、子供を育てる」だそうです。

ステンドグラスラヴィ

ステンドグラスの鉛筆立てメインテナンスで来られている患者のH谷さん(仮名)はステンドグラスの先生。

診療室のステンドグラスのパーテーションをじっと見て、「先生、この仕切りの鉛の部分、つや出し剤で磨けば黒光りがして、もっとひきたちますよ。今度持ってきますね。」で、昨日、「先生、ほら、これで磨くと黒いツヤが出るでしょう。オートバックスでもホーマックでも行けば売ってますよ。」と見せてもらったのが、つや出し剤のARMORALL(アーマオール)ゴム、プラスチック、ビニールレザーなど、あらゆる合成素材の保護・つや出し剤。

家具やクルマのダッシュボードにも使えるという。

この先生、ステンドグラスラヴィという工房を持ってて、湯布院へ時々おろしていると言ってました。

アーマオールの他に、ステンドグラス製の鉛筆立てもいただきました。

そこで、歯ブラシを入れて受付に飾るコトにしました。

携帯酸素

スポーツをする人ならご存知だと思いますが、疲労回復に携帯酸素というのがあります。

コレ、スポーツで不足した酸素をワンタッチで補給するもの。

マラソン、登山などのスポーツ時によく使われます。

歯科の治療で、たまに寝不足とか体調不良とかで目まいする方がおられます。

こんな時、簡易的に携帯酸素を使って脳に酸素を送って、イシキを回復させるコトがあります。

もちろん脳に血液が少なくなっているので、換気をした後、衣服をゆるめて頭を後ろに下げて、足を上にあげて、重力で血液を脳にいっぱい届ける。

そして血圧計、脈拍計が登場して・・・。

よく治療前にワタクシ、今日の体調はどうですかと顔の表情を見ながら聞くのですが、あまり芳しくなければ、無理をしません。

デモ、何が起こるかわからない。

いざという時の携帯酸素は、とても心強い味方です。

この酸素、スポーツ用品店のアウトドアコーナーに行ったら置いてありました。

ほじょ犬

まるやまファミリー歯科に先日、厚生労働省から「ほじょ犬受け入れお願い」の通知がきました。

目が見えなかったり、耳が聞こえなかったり、身体の自由がきかない患者さんのための犬。

ほじょ犬って、まぁ一般に盲導犬・介助犬・聴導犬って呼ばれている、アノ白い犬のこと。

レストランとかバス、地下鉄、病院、診療所とか、ヒトの出入りできるところならどこでも入れるように訓練されてて、シッコもウンチも決められた時間に決められた場所でする。

忘れてはいけないのが、ブラッシングやシャンプーに手をかけているので、清潔なコト。

それともう一つ。

勝手にエサをやってはいけません。

ほじょ犬って、障害のある方のパートナーであって決してペットではナイのです。

ひとつ気になるのが 犬の口の中。

歯や歯ぐきのブラッシング上手にできてるかなあ。

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