「〇〇〇」って歯槽膿漏に効くんですか?

「テレビや広告チラシによく出ている『〇〇〇』って、歯槽膿漏に効くんですか?」このテの質問は、歯槽膿漏の薬・歯磨き剤が出るたびに繰り返されてきました。

ワタクシ個人の見解なのですが、もしかしたらそれは本当に素晴らしい、画期的な商品かもしれないし、そうでないかもしれません。

というのも、個人でも発想を変えて創意工夫をするといいモノができることもあるから。

ただ、データとか長期観察、病理学組織などのウラ付け、副作用などの問題をクリアしないと学会などでは相手にされないのデス。

アンパンマンはとどめをささない

まるやまファミリー歯科では、3才前後の小ちゃい子がフッ素を塗りにきたら、目の前のモニターにアンパンマンシリーズを流します。

小学生の場合はドラエもんモ。

アンパンマンって、いつだって正しいことしかしません。

お腹のすいた子に自分の顔を食べさせてあげるのもそうだし、悪いことをしでかすバイキンマンをこらしめるのもそう。

しかも、その退治も、いきなり力に訴えるのではない。

まず、「やめるんだ、バイキンマン!」と言って説得する。

それでも言うことを聞かなければ、アンパンチでこらしめる。

でも決してとどめをさすことは、しません。

毎回一発お見舞いするだけ。

どこまでいってもアンパンマンは正しいのデス。

まぁ、正しく生きるってのは、現実には難しくても、正しいことをしようという姿勢を持ち続けていること、それが世の中のパパさんママさんに支持されている理由なのかもしれません。

心を寄せることはできても・・・

本州のある歯医者さんが、こんなことを言ってました。

「例年、雪が10センチも降れば”大雪注意報”が出るような場所に、百数十センチが一晩でドカッと来た。

自宅のカーポートが倒れ、車は押しつぶされ、道はふさがれ、わずか2キロしか離れていない自分の診療所にも行けず、休診。

翌日やっとたどり着いたコンビニには、何もなし。

道路・鉄道は数日間不通となり、完全に『陸の孤島』と化した。

大震災や戦乱などの被災者の悲痛や困難を思い知った気がした。」病や苦難の中にいる人に、心は寄せることができても、身代わりにはなれないということをおっしゃっていました。

ビートルズの武道館ライブに行ってきたの!

日本版レコードジャケット50年経っても、世界にエイキョウを与え続けるビートルズ。

今度は何かと思ったら、1964、65年に日本で独自発表されたアルバム5枚が、6月にCDボックス「ミート・ザ・ビートルズ」として復刻されるようです。

50年も経てばもうネタはないだろうと思ったけど、忘れかけた頃に新ネタが出てくるのが、ビートルズ。

ビートルズって、ベストセラーの域を通り越してロングセラーになっています。

そういえば、患者さんの中に、1966年ビートルズ来日の際、日本武道館のライブに行った方がおられます。

彼女の話では、まわりの女の子がキャーキャー騒いで歌も何も聞こえなかった。

今思えば、世界の壁を塗り替えた瞬間に立ち会えたことが、ワタシの誇りなの。

なんだって。

そして、嬉しそうに、「私、ジョンと同じ年なのよ。」なんてことも言っておられました。

地球が引っぱっている!

うちのチビスケが小さい頃から、「何で雨が空から落ちてくると思う?」と時折聞いてみた。

わかるはずがない。

その度にワタクシ、地球が雨粒を引っぱっているからなのだと言ってました。

リンゴが木から落ちるのを見て、地球がリンゴを引っぱっていると考えたのは、ニュートン。

「やかん」のフタがストーブの上でガタガタ揺れているのを見て、蒸気の存在に気づいたのは、ワット。

先日うちのチビスケ、何か大発見をしたようです。

「お風呂の中に重いモノを入れたら、沈んだ。オレ、地球が引っぱっているからだと思うんだ。でも、ゆっくり沈む。お湯が何かしてるからだと思うんだ。」エライ!小学生は、中学・高校で習う「浮力」のコトなんか知らないけど、何かがそこにあると気づいただけでもエライ!うちの奥さんに最近、チビスケ、お父さんに似て理屈っぽくなってきたんじゃない?と言われています。

「ビフォー・ゲイツ」「アフター・ゲイツ」

ビル・ゲイツ氏「ビフォー・ゲイツ」「アフター・ゲイツ」という言葉があります。

評論家の大前研一さんが言ってました。

ビル・ゲイツ氏がウィンドウズをつくった1985年頃のコトです。

この頃を境にして、コンピューターが全世界につながるようになりました。

まるやまファミリー歯科のホームページも、ビル・ゲイツ氏のおかげで全国につながるようになりました。

うちは地域密着型の歯医者で、歯周病を中心にコツコツやっているのですが、たまに、東京の出版社から、広告を載せませんかとか、本を出してみませんかとか、営業の電話がかかってくることがあります。

街の中にあるお店とか個人診療所では、近所の方でも、初めて行く時、まずホームページを見てから足を運ぶ方が増えてきたような気がします。

ガリレオ

地動説STAP細胞の論文をめぐって矢面に立たされている小保方さん、歴史上の人物ガリレオを引き合いに、悲劇のヒロインになってるようです。

ガリレオって、17世紀に地動説をとなえて異端視された、天文学者。

当時は天動説が信じられていて、宗教裁判で地動説を唱えないことを宣誓させられたんだけど、「それでも地球は回っている」と名ゼリフを残しました。

ところで、皆が小保方さんを見たいのはわかるけど、マスコミがこの問題を大きく取り上げている間に政界では、何か国を左右するような大切な決め事を採決するかもしれません。

まぁ、国の大切な取り決め事ってのは、次の日ワイドショーのない、金曜日の夜にぶつけてくるコトがありますから。

コンピューター将棋の電王戦

コンピューターとの電王戦、今年も200万人の将棋ファンが見守る中で行われました。

ワタクシ、うちのチビスケと将棋をさす程度で、とても将棋ファンとは言えないのですが、そんな私でもチョット気になっていました。

コンピューターの最大の強みは、何時間やっても疲れないこと。

人間同士なら、心理戦で消耗してしまう。

コンピューターって、流れに左右されないし、以前に比べて序盤の駒組みがうまくなったようデス。

結果は1勝4負でプロ棋士の負けでした。

とは言っても、コンピューターにも欠点があります。

某コンピューター、劣勢になるとその場しのぎの悪手をさしてました。

見守っていた関係者の皆さん、「なんだ、この手は!!」と驚いてた。

この一番だけがプロの勝ちでした。

ある棋士が言ってました。

少しでも強いモノと勝負してみたい。

「負けました。」と、その言葉の数だけ強くなるようです。

若さの秘訣

まわりにドンドン高齢者の方が増えてきました。

皆さん元気一杯デス。

80才を越してなお、若々しく元気な元小学校の教師。

かつての教え子が聞いてみました。

「若さの秘訣は?」すると、「一に教育、二に教養」という返事。

何のことかと思ったら、教育は「今日、行くところがあること」教養は「今日、用事があること」と答えられたそうです。

なるほど!足腰がしっかりしていて用事があれば、家に閉じこもらなくてもイイ。

外に出て人と会って、話をしなさいということかと納得しました。

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