寒いから風邪をひくのではないのです。

寒いから風邪をひくと思われている人は多いのですが、実は寒さと風邪は直接関係ありません。

風邪はあくまでもウィルスや細菌などの病原体の感染によって起こるもの。

病原体が鼻やノドの粘膜にくっついて体内に侵入するのです。

こうなると、病原体を追い出そうとカラダが体温を上げます。

これが、熱が出た状態。

体温が上がると病原体は具合が悪くなるのです。

体温を上昇させるためには、カラダで熱をつくるだけでは足りません。

ヒフの下の血管が縮んで血液の熱がヒフから逃げないようにします。

このため、ヒフの表面の温度は一旦下がります。

これを寒さと感じるのです。

いわゆる悪寒(おかん)です。

悪寒は風邪をひいたから起こる現象です。

寒いから風邪をひくのではないのです。

さて、お知らせです。

明日17日は学校歯科検診の為、まるやまファミリー歯科は休診です。

オレ、真っ先に走った。

中学1年生になれば、もう大人の仲間入りだと思っていましたが、まだまだ子どものようです。

学校の懇談会で先生がこんなことを言っておりました。

先生が新1年生に「休み時間、裏山に行ってもいいぞ」と言ったら、140人中70人が一斉にドッと走って裏山に遊びに行ったそうです。

そして、山の中を走り回ってる。

「彼らは走りたくてたまらないんですよ」と先生は苦笑。

うちのチビスケにホントにそうなのかと聞いたら、「オレ、真っ先に走った」と。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」まだまだ遊びたい年頃のようデス。

なるほどね。

彼らが学校の廊下を走り回っているワケがわかりました。

そろそろやり方を変えてみたらいかがですか?

何気なく本をパラパラめくっていたら、「一人さん」っていう方が書いた本に、問題解決の話が書いてありました。

それによると、「もし、その問題を解かずにそのままにしておくと、やがてその問題は無くなるんです。でもまた同じような問題が必ず現れてくる。とにかく、その問題を片付けるまでは何度でもやってくる。世の中、そういうしくみになっているんです。」まぁ、うまくいかなければ、「そろそろやり方を変えてみたらいかがですか?」っていう神様が出した指示のようデス。

神様は1回チャンスをくださる。

時々幼児の患者さんに、「何で乳歯があるの?何で永久歯じゃないの?」と聞かれることがあります。

そんな時は「乳歯でムシ歯をつくって失敗しても、神様はもう1回チャンスをくださるんだよ。永久歯が生えたらもうムシ歯をつくらないようにね。」と、神様がチャンスをくれたんだよと話します。

ところで、乳歯が永久歯に生えかわるのは、子どものアゴがある程度できあがってからです。

アゴが小さくて未完成の段階で永久歯が生えると、歯並びがいびつになってしまう。

と言ってもアゴが完成する前にも歯は必要だから、乳歯で代用しているわけです。

乳歯はどうせ抜けるからとおろそかにしていると、ムシ歯になって抜け、永久歯の歯並びがおかしくなることもあります。

神様は2回目のチャンスはくださらないのです。

冷蔵庫を開けたらブタの顔が・・・。

ワタクシが歯周病科の医局員時代、精肉店に行ってブタの頭を安くわけてもらい、歯周病のオペの練習をしたことがあります。

アメリカ帰りの先生が”コレ、いいぞ”ということで薦めてくれたのです。

歯の形は人間の奥歯の形に似ているし、顎が長い分だけ奥歯がたくさんあるのです。

ブタ一匹で20本以上の歯周病手術ができて、とてもイイ勉強になりました。

買ってきたその日、やはり生もの、放置すると腐ります。

で、ワタクシの家の冷蔵庫にブタの顔を一匹入れておいたのですが、そうとは知らないうちの奥さん、扉を開いた瞬間、「キャー!」。

ブタの顔をご対面です。

こっぴどく叱られました。

ブタは草食動物。

奥歯はヒト同様平らな臼の形です。

よく咬まないと消化できません。

ちなみにライオンとかトラなどの肉食動物の奥歯は、ナイフのようにギザギザです。

彼らはその奥歯を使って肉をかみ切り、のどを通る大きさになったら丸呑みします。

食道も柔らかく強いので、どんどん飲み込んでも平気なのです。

ペンキを塗った。

(イメージ)ゴールデンウィークはお天気もよく、久しぶりに建物にペンキを塗りました。

細かい歯科治療とは違って、お日様のもとで大胆に広い範囲をペンキで塗るので、カラダが元気になるような気がしました。

3日間も真昼間からペンキを塗っていると、近所の人をはじめ、通りすがりの人に道を聞かれたり、暇な人とたわいのない話をしたり、野菜をもらったり、そこにいるだけでいろんな情報を耳にしました。

通りすがりのコドモには、「お母さん、ペンキ屋のおじさんだ!」と言われ、野良犬にはほえられる。

そりゃあそうです、服もズボンも顔もペンキで薄汚れ、慣れない手つきで作業をしていたもんだから、何か怪しい雰囲気があったのでしょう。

羽生3冠に大金星、14才中学生、藤井君。

非公式なのですが、中学3年生の藤井聡太君(14才)がインターネットテレビ企画で羽生善治3冠と対局して、勝ちました。

あくまで非公式です。

藤井君いわく。

「勝ちを意識した局面で、読み筋にない手を指され、動揺した。終盤における羽生3冠の怖さを実感した。」一方、羽生3冠は「藤井君(四段)は鋭い攻めの印象を持った。

新人とは思えない落ち着きを持っている。どんな棋士になるのかとても楽しみです。」とエールを送りました。

まぁ、ベテランが負ける時はだいたい、得体の知れない、勢いのある新人であることが多い。

高いレベルになればなるほど、頭脳や感覚ってのがポイントになってきます。

技術の限界を感じた以降がホントの勝負なのです。

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