『下顎呼吸』『息を吸って亡くなる』『息を引き取る』

下顎呼吸ってのがあります。亡くなる直
前に見られる呼吸なんですが、『何か、
おじいちゃん、言いたがってるよ。』
『きっと、こういうことを言いたかった
に違いない。』と亡くなったあと、看取
った人達は皆、ああだ、こうだと言いま
す。でも、この現象を穏やかな状態だと
言う専門家もいるんですよ。

脳内麻薬と呼ばれる物質があって、コレ
自分たちにストレスがかかった時、エン
ドロフィンが出ることが分かっているん
です。

脳内麻薬の1つ、エンドロフィンは苦しみや痛みなどを感じた時に分泌される神経伝達物質。まあ、モルヒネと同じような作用です。さらにエンドロフィンは血液中に酸素が不足した時にも分泌量が増えるんです。

まあ、マラソンで長く走り続けていると
、酸素が不足気味になって、気分が高ま
って来る『ランナーズハイ』もエンドロ
フィンが出てくるからと言われますが、
そのエンドロフィン。

酸素不足でエンドロフィンがドバッーと出る

最期の時は下顎呼吸になりますけど、そ
の時には呼吸と言ってもほとんど機能し
てない呼吸なので、その時には血液中の
酸素濃度はほとんど落ちて、脳内麻薬の
エンドロフィンが大量にドバァーと出て
来るので、穏やかな気持ちでいられるん
じゃないかと。

かくして、下顎呼吸は無呼吸になりまし
て、パクパクと、はあ・・と言って亡く
なるんですよ。『あの時、おじいちゃん
は何を言い残したかったんだろう?』と
残された人達は胸に手をあてて考える。

酸素濃度が低くなるとエンドロフィンが大量にドバァーと出る(オガワメモ)

吐いて終わりじゃなくて、吸って終わり
と仏教でよく言われます。
『吐いて生まれて、吸って終わる』『息
を引き取る』って言葉がありますが、
まさにその通り。

ワタクシも人が亡くなる直前にはエンド
ロフィンが大量にドバァーと出るのを知
らなかったので、父ちゃんが亡くなる時
苦しそうで可哀そうだなと思っていまし
た。

『あとはオレに任せてくれよ。』

看取る側が『苦しく亡くなったんだ。』
と思うんじゃなくて、この話を知ってい
れば『父ちゃんは皆が来てくれて幸せだ
ったんだ。行ってらっしゃい。あとは何
も心配せずにオレに任せてくれよ。』と
送り出したに違いありせん。

 

渡辺さんちは『鬼は~外』の豆まきをしなくてイイ

渡辺さんちは、豆まきしない

円山テニスクラブで雑談している時に、
隣のヤツが『オレの友達で変わってる
ヤツがいるんや。節分でも豆まきしない
って言うのよ。な、変やろ。そいつ、
渡辺って言うんやけどな。』と言ってた
。『知らん。』『何それ?』『怖わっ!』

豆まきしなくてイイと言われているのが
『渡辺さん』。実は、平安時代、『望月
の歌』で有名な藤原道長の頃の話で
『大江山の鬼退治』って言う伝説がある
んですよ。

渡辺綱らが酒吞童子を仕留める

どんなのかと言うと、京都福知山の大江
山を拠点とする鬼、酒吞童子(しゅてんど
うじ)が多くの鬼達を従えて都を荒らし回
っていた。そこで、道長の家臣の源頼光
(らいこう)が『頼光四天王』(渡辺綱、
坂田金時、卜部、碓井)らを連れて鬼退
治に行き、見事、酒吞童子を仕留めたっ
て言う伝説。

でも本当はネ、頼光って関白道長にいろ
んなプレゼントを贈って、冠位をチョッ
トずつ上げた軍事貴族としては有名なん
だけど、武芸で活躍したっていう記録は
どこにも残ってないんですよ。

関白・藤原道長。頼光は賄賂を贈って出世した

後に書かれた『平家物語』に、頼光のあ
る子孫が天皇を亡霊から救ったって書い
てあります。
源頼光にはどの様な武勇伝があるんだ?
って訊かれたんですが、うちの御先祖の
頼光様はプレゼント作戦で出世した、っ
ていうのでは恥ずかしい。天皇もブラン
ドに護衛してもらったという事にした方
が拍が付く。

ここはひとつ、御先祖様の源頼光は、武
芸は大した事ないけど、大した事にして
酒吞童子をやっつけたとか、土蜘蛛をや
っつけたっていう武勇伝をひとつ作って
おこう、と考えたんじゃないかな。そし
たらお互いウィン・ウィンだし。まあ、
あくまでも伝説、と歴史家の磯田さんは
言っておりました。

頼光四天王・土蜘蛛をやっつける

話は戻って、後日、酒吞童子の手下の鬼
どもが渡辺綱らに仕返しをしようとした
んだけど、返り討ちにあい、腕を切り落
とされちゃった。それ以来、鬼達は渡辺
一門を恐れるようになり、渡辺姓の子孫
にも近ずかなくなったと言われています

だから、渡辺一門には鬼が来ない。
だから、『鬼は外!』をしなくてイイ。

坂田金太郎

渡辺さん同様、坂田さんにも鬼が近ずか
ないので、豆まきをしなくてイイそうで
す。『頼光四天王』の一人、坂田金時は
幼名を『金太郎』と言って、猿とキジと
犬を連れて、鬼ヶ島に鬼退治をしたとい
う伝説がありますもんね。いや、あれは
桃太郎か!間違えました。失礼、失礼。
いずれにしても、鬼は坂田一門も苦手。

ちなみに、名字に『鬼』のつく鬼塚さん
鬼頭さん、九鬼さんなどの家は『鬼は外
!』とは言いません。言うと自分たちを
追い出してしまうので。『鬼は内!』
『鬼も内!』『福は内!』と言うらしい。

今度、患者の渡辺さんが来られた時に訊
いてみよう。『節分の日に、豆まきしま
すか?』って。

後日、勇気を出して渡辺さんに訊いてみ
た。すると、バッサリ、
『豆まきするよ!父ちゃんも、母ちゃん
も爺さんもバアさんも、昔から豆まきや
ってた!先生しないの?』
『・・・・・・・・』

訊く相手を間違えた。

(少し話を盛ってあるところがあります)

インフルエンザが侍なら、新型コロナは忍者

『コロナはもう風邪と変わんない』と誤
解している人が多いと思います。確かに
患者数はインフルエンザの方が多いです
が、死者はコロナの方が数倍以上なんで
すよ。だから、新型コロナは『感染して
はいけない病気』

やはり最も効果的な対策はワクチン。今
冬、インフルエンザが猛威を振るってい
ます。それに比べれば、コロナは・・・
と思ってしまうかもしれませんが、これ
は大間違い。だいたい、インフルエンザ
とコロナは感染の仕方が違うんですよ。

インフルエンザは切れ味の鋭い刀を持った侍

まあ、肺の表面を焼き尽くすインフルエ
ンザウイルスを切れ味の鋭い刀を持った
侍だとすれば、気が付かない間に毛細血
管から入り込み床下に潜み込むように広
がって行くコロナは忍者だ。

コロナは気が付かない間に毛細血管から入り込み床下に潜む忍者

更に言えば、地面を焼き尽くすのがイン
フルエンザ。ゲリラ豪雨のように地下の
下水道やマンホールを水浸しにしてしま
うのがコロナ。

地面を焼き尽くすのがインフルエンザ

コロナはゲリラ豪雨のように地下の下水道やマンホールを水浸しにしてしまう。

肺炎を起こせば、肺の中に水が溜まり、
溺れてしまうのだ。

こんな目に会いたくなければ、ワクチン
なのかなあと思う。

 

チビスケの安否の情報が、意外な所から入って来た!

 

半年前から一人暮らしをしておる。

うちのチビスケは、7月から家を出て一
人暮らしをしておる。初めての一人暮ら
しなので、何から何まで初めてずくし。

この前のお正月、チビスケが半年ぶりに
家に帰って来た。ヤセこけていた。ちゃ
んと食べてる?ちゃんと大学行ってる?
情報が何もないもんだからチビスケの母
親が機関銃のごとく次から次へと訊いて
くる。『ああ』とか『まあ』とチビスケ
相変わらず必要最小限の返事だ。その日
は栄養をたっぷり摂らせ、大学付近の自
分の巣に帰らせた。

『食った、食った、ゲップ!』たっぷり食わせ、自分の巣に帰らせた。

で、ここからが本題です。

2,3週間して、『メール』や『ライン』
でおチビにウチの奥さんが連絡をしたの
ですが、何日経っても、ウンともスンと
も、一向に返事が来ない。それどころか
『未読』のマーク付き。気ずいてもいな
いようだ。

チビスケに張り切ってメールした.『今日は返事来るかな?』

うちの○○ちゃん、生きているのか?大
丈夫か?ちゃんと息しているのか?行方
不明ってことはないよね!とワタクシに
しきりに訊いて来る。

ワタクシ『わからん!』

待てど暮らせど返事が来ない

ある日、予期せぬ所から、うちのチビス
ケの情報が入って来た。こんな事ってあ
るんですね。ビックリしました。

たまたま月曜日の朝、うちの奥さんが新
聞(道新)を読んでいたらしいんですよ。
で、うちの奥さん、何を見たのか、嬉し
そうに、ワタクシに『ライン』を送っ
てくれたんですよ。何て書いてあったと
思います?

嬉しそうにラインを送って来た。

『○○ちゃん、元気にしているみたいよ。』

『何でわかるの?』

『新聞に載ってたから。』

『新聞に?・・・何それ?・・怖わっ!』

それがこの記事。

2位がチビスケさん(H大1年)と言う記事が載っていた。

日曜日(前日)の『道新杯全道学生将棋』
でうちのチビスケが2位になったと載っ
ていた。何てヤツだ!公共の媒体を使っ
て、安否を知らせるなんて!

『でも良かった、生きていたんだ!』
そこで、うちの奥さん、張り切ってチ
ビスケにメールしたんですよ。

『全道で2位になったんだってね、
おめでとう!』ってね。

ところが、待てど暮らせど、いまだに
返事が来ないんですよ。

水戸黄門は『徳川家康』の孫だからスゴイ。

江戸幕府初代将軍・徳川家康

山岡荘八の『徳川家康』は昭和25年~
昭和42年まで20年近くかかって書か
れました。そして、40年くらい前に
NHK大河ドラマ『徳川家康』にもなり
ました。

山岡荘八の『徳川家康』全26巻。彼の作品ほど家康のことを絶賛して描いている作品はない。この作品を読めば、誰だって家康のファンになるはずだ。ワタクシもなった。

最初から最後まで生きている人はたった
一人。しかも脇役『天海』という正体不
明の謎の坊さん。一回目に出て来て、家
康の葬式(75歳)まで立ち会うわけです
よ。伝説によると、107歳まで生きたら
しい。まあ、家康の第6子、結城忠輝は
92歳まで生きたから有り得るか。

天海は家康を小さい頃から知っており、75歳で逝った家康の葬儀にも立ち会った。

で、思うのが、当時でも世論の支持がな
いと、天下国家は取れないのではないか
と。自分の方に風が吹いてくるまで待っ
ていたのでは?
信長がいる時に信長、秀吉がいる時には
秀吉ということで、待たざるを得なかっ
た。だから最後、豊臣家の処分(大坂夏
の陣)は自分も歳だし、焦ったのかなあ。

大坂夏の陣で家康は豊臣家を滅ぼした

家康は亡くなった後は、秀吉が天明神に
なっている向こうを張って、権現になっ
た。遺体を久能山から日光へ持って行っ
た。日光に行って、大権現になった。
大明神の秀吉と大権現の家康はあっちの
世界でも争っているのか。子孫たちの思
いが強かったのかなあ。『神君家康公』
ですからねえ。

家康(大権現)・秀吉(大明神)

ワタクシの父親が若かった頃、昭和20年
代の話ですが、その頃日本は戦争に負け
、独立前で、アメリカ、ソ連に挟まれて
いて、日本の国はこれからどうなるんだ
ろう?と父は日本の国の先行きを心配し
ておりました。

敗戦国日本はアメリカかロシアのどちらかに支配される予定だった。結果的に戦後7年間、アメリカの支配下だった。

今考えると、それは何か三河の国の運命
に似ているような気がするんです。
織田(アメリカ)と今川(ソ連)に挟まれて
三河(日本)は緩衝地帯になっていた。
今思えば、民主主義のアメリカと同盟を
結んでよかったなあと勝手に思うんです
よ。

家康の三河は織田と今川に挟まれていた。

ところで、テレビで『水戸黄門』の再放
送を毎日やっていますが、水戸光圀が何
であんなに偉いのかわかりました。確か
に天下の副将軍だから偉い?いやいや、
ワタクシ、気がついたんですよ。

水戸光圀は実は徳川家康の孫。初代・東野英治郎の黄門様『かっ、かっ、かっ!』と笑う。

答え『水戸光圀は徳川家康の孫だから』
水戸光圀の頃の将軍は5代将軍綱吉。
水戸光圀の父、頼房は家康が御歳70歳く
らいの時に生まれた子供。フツーは孫の
子の曽孫(そうそん)、あるいは孫の孫の
玄孫(やしゃご)ですよ。家康が駿府で
息を引き取る時、天海をはじめ、主な重
臣、家族が集まった。そこに5,6歳くら
いの子供がいました。それが水戸光圀の
父、頼房。そこには37歳のお兄ちゃんで
将軍の座から退いた、元2代将軍・徳川
秀忠が同席していました。

 

水戸黄門(光圀)は徳川家康の孫。

『ぼくのおじいちゃん、明治天皇』だっ
て言ったら、ビックリするでしょ。当時
『おじいちゃんが家康』ってのはビック
リするほど凄いことなんです。
孫、孫の子供、孫の孫が同席していたら
そりゃあ、孫が一番偉いワケですよ。

ワタクシが9歳の夏、TBSテレビで
『水戸黄門』の第1話が放送されました
が、うちの、今は亡き父が必ず見るもん
だから、ワタクシも横に座って見ていま
した。

今は亡き父と一緒に『水戸光圀』を見ていた。

毎週月曜日のよる8時から始まり、8時
45分頃になると、『そろそろかな?』と
皆んな期待し始める。助さんが懐から印
籠(いんろう)を出し、こう言い始める。

『ええい!この紋所が目に入らぬか!ここにおわすは天下の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ!ええい、頭(ず)が高い、控えおろう!』

『ええい、控えおろう!この紋所が目に
入らぬか!ここにおわすをどなたと心得
える?怖れ多くも天下の副将軍、水戸光
圀公に在らせられるぞ!ええい、頭(ず)
が高い、控えおろう!』

これを見て、日本全国の視聴者の皆さん
スッキリして、気持ちよく火曜日の朝を
迎えたんですよ。

代替わりの時が一番危険な瞬間

4月は年度替わりで、会社でも学校でも
トップの交替がよくあります。天皇も時
々、入れ替わります。令和の天皇の即位
は譲位でした。譲位って前の天皇が生き
ているうちに位を譲るっていうヤツ。

基本は天皇が崩御し亡くなる。で、新し
い天皇を用意する。それで位が替わって
いくってのがフツーでした。

初心者の天皇は不安定

でも『譲位』というシステムを創った。
なぜ必要だったか?『代替わり』は一番
危険な瞬間なんです。だって、誰が王様
かわからないから、どこに権力があるか
分からないし、そんでもって『代替わ
り』の時によく謀反が起きています。
だから譲位してしまえば、その関係が
ズルズルと続いて行くので、グッと安定
感が増すんですよ。

なるほど、将軍・徳川家康がまだ元気な
うちに息子秀忠に将軍職を譲った訳がわ
かった。あの頃は関ケ原の戦いの後で、
家康に恨みを持っていた残党の浪人連中
がたくさん生き残っていて、仙台には伊
達政宗もいて、『あわよくば徳川将軍家
をやっつけよう。』と企んでいました。
いつ謀反を起こすかわかったもんじゃ
ありません。

いつ謀反を起こすかわかりません

家康が駿府から睨みを利かせていれば、
将軍家(普通人の秀忠)もグッと安定感が
増します。

勉強になるなあ。

『魂』は移動できない、時間の感覚がナイ。

ワタクシは魂の存在というのをあまり信
じていないのですが、
『魂はどこにある?』『お墓。』
『どの町に多くいそう?』『京都。』
まあ、ワタクシの魂観はその程度。

ここに、魂についての仏教の考え方の
1つがあります。

魂はどうやら移動できないらしい。

ワレワレは魂と肉体の2つで動き、肉体
は借り物で、魂がホントの自分だと考え
るんです。この肉体がジャマだと、魂だ
けあれば、ヒュッと空を飛んでロンドン
まで一瞬にして行けると考えるワケです
。肉体があると、その肉体をロンドン
まで運ばなくてはならないから、時間も
お金もかかる。

霊はロンドンまで飛んでいけそうですが

ところで、魂はどうも魂単体では移動デ
キナイらしいんです。肉体を持たない魂
は未練があるうちは離れたくても離れら
れない。
よく夏には心霊番組をやっていますが、
そこで霊能者が、その取りついた霊に対
して、いろいろと語りかけるシーンがあ
るんです。

霊媒師が霊に語りかける『語れ!語れ』

霊たちは霊媒師に向かってこう話す。
『私はこんな思いをした、あんな思いを
した』と。その場所に未練があって
執着があるからイシキは消えることが
出来ず、離れたくても離れられない。
逆に、肉体を持った私達は未練があって
も、執着があっても、肉体を使えば移動
できます。

それともう1つ、時間という感覚。
魂には時間という感覚がナイ。

魂には時間という感覚がありません

私達はこの肉体を通して、疲れた、お腹
が空いた、眠い、という信号を感じ取り
『今、何時だっけ?』と、時刻を気に
します。

逆に、全然眠くならない、疲れない、腹
が空かないとなると、時間という感覚が
無くなるんです。

   肉体があるから移動できる。

先ほどの心霊の話に戻ると、よくココに
出てくる霊達は『私はココで殺された』
と言ってるけど、どうも話をよく聞いて
みると、それは何百年も前だったりする
んです。しかも、それをついさっき殺さ
れたようにしゃべる。

もしそれが本当だとすると、魂は肉体を
たないので、時間という感覚がナイ。
テレビ番組もこの視点からみると正しい

このように、私達は肉体を通して時間を
感じたり。どこかへ移動出来たり出来る
んです。これが仏教による魂の考え方。

『嵯峨に生きる900歳の新妻』

そう言えば、バブルの頃、何話か製作さ
れたTV番組『京都妖怪地図』。
900年前に京都で無念にも殺された女
の魂が現れて、どうも彼女に話をよく
聞いてみると、

魂は肉体を持たないので時間の感覚がない。

『私は、ついこないだ、ここで亡くなり
ました。でも、この世に未練があって、
ここにいるのです。九条通りの藤原
○○様はご存知ありませんか?』などと
おかしなこと聞いてくる。確かに肉体が
ないから、どこへも行けない。お腹が空
かないから900年も前なのに、
『ついこないだ』だと話す。

考えてみれば、気の毒な話だ。

 

 

オメガ3脂肪酸は動脈硬化・肥満を抑える作用がある(後半)

 

オメガ3脂肪酸は動脈硬化・肥満を抑える作用がある。

    【続きです】

そのα‐リノレン酸、まあオメガ3の
出発点となる脂肪酸なんですが、
FADSという酵素がカラダの中でα‐
リノレン酸をEPA・DHAに変えて行
く。クルミ、亜麻仁油に含まれるオ
ガ3はα‐リノレン酸なんですよ。

ハプロタイプDという遺伝子を持っていると、FADSという酵素がクルミ、ナッツなどに含まれているα-リノレン酸をEPA・DHAというオメガ3脂肪酸に変えてくれるんです。

実はこのα‐リノレン酸を摂取すれば、
それをもとに、EPA・DHAは体内でも
合成できるわけです。
この合成を効率的におこなえるのは、
ハプロタイプDという遺伝子の型。日本
人の半数以上は、このパプロタイプDの
遺伝子を持っている。

日本人の半分はハプロタイプDの遺伝子を持っている。

ロシア極東のイヌイットの人達はハプロ
タイプDをまったく持っていない。
もともとEPA・DHAを毎日、魚からたく
さん取っているイヌイットの人達はハプ
ロタイプDは現れて来ない。海産物が摂
取できるようなグループではEPA・DHA
を作る酵素が必要なかった。

ロシアのイヌイットはハプロタイプDの遺伝子をまったく持っていない。

インド人の大半はハプロタイプD遺伝子を持っている。

だから、クルミや亜麻仁油や豆腐なんか
を食べたら、日本人のカラダの中にある
パプロタイプDの遺伝子がクルミや亜麻
仁油に含まれるα‐リノレン酸をEPA・
DHAに変えてくれるんですよ。するとこ
れが、動脈硬化・肥満を抑えてくれるっ
て言う話になるんですよ。

                            おしまい

オメガ3脂肪酸は動脈硬化・肥満を抑える作用がある(前半)

オメガ3脂肪酸の話

鮭には2つあって、1つがサーモン、
もう1つが天然鮭。サーモンは養殖です
から、寄生虫がほとんど入りません。

サーモンは養殖の為、寄生虫はほとんど入りません。

一方、天然鮭のほうは寄生虫がいること
もあるから、焼いて食べる。

天然鮭は寄生虫がいることもあるから焼いて食べる。

コレ!

鮭にはカラダにイイ脂肪酸のオメガ3が
たっぷり含まれています。今日はそのオ
メガ3の話です。

オメガ3は動脈硬化・肥満を抑える脂肪
酸です。一般的に魚には
EPA(エイコサペンタエン酸)と
DHA(ドコサヘキサエン酸)
といったオメガ3が豊富に含まれています
。このEPAやDHAは体内で十分作られな
いので、食事によって摂取しなければな
りません。そのため必須脂肪酸と呼ばれ
ています。

本来はEPA・DHAの元のようなα‐リノ
レン酸ってのがあるんですが、まあ、こ
れがエゴマ、豆腐、クルミなんかに含ま
れているオメガ3。これ、ふつうに木の
実とかもともと森にいっぱいあったもの
をつまんでいたら、そこそこ食べられる
。ナッツとかいいですよ。いっぱい入っ
ている。それから魚がイイと言われます
けど、魚を採ることは人類最後の狩猟。
アレ、自然の中なんですよ。だからEPA
・DHAってのはフツーにあって、特別の
ものじゃない。

EPA・DHAの元のようなα-リノレン酸があるのですが、これ、クルミ、豆腐、エゴマなんかに含まれるオメガ3脂肪酸。

『オメガ3と脳の研発達』と言う研究が
あって、まず、胎児の段階で始まる脳の
発達には、材料となるオメガ3が欠かせ
ないんですよ。中でも重要なのがDHA
胎児の脳に供給されるオメガ3脂肪酸、
とくにDHAは母親に依存しています。
そしてこのDHAは神経細胞の適切な数
を生み出すのに重要。

脳の65%は油で出来ている。シナプスの膜も油で覆われている。もし、シナプスの膜の油がなかったら、情報が伝達せず、『脳の機能低下』の原因になる。

大脳皮質は神経細胞がたくさん存在する
場所なので、適切な量が胎児の脳に作ら
れていないと様々な脳機能障害の原因に
なる。そう考えると、オメガ3は人類を
発展させるうえで欠かせない栄養素なん
ですよ。

オメガ3脂肪酸は人類を発展させるうえで欠かせない栄養。

       【続く】

恐るべし、真冬の室内テニス女子ダブルス!

20年ぶりにキミちゃんと女子ダブルスに出ることになった。

先日、うちの奥さんが、知人の『キミち
ゃん』の猛烈なラブコールを受け、20年
ぶりに真冬の室内女子ダブルスに出るこ
とになった。20年ぶりなので、一番下の
D級の試合にエントリーしたと言う。

女子中学生ペアでも母娘ペアでも女同士であれば誰でもOK。

会場は某テニスクラブの室内コート。エ
ントリー表を見たら、8チームしか集ま
っていません。小学4年生のペアとか、
母娘のペアとか、中学生のペア、オバさ
んペア、まあ女子のペアであれば何でも
かまいません。っていうような集まり。
何か、勝てそう!

  謎の刈り上げオバさんペアも出た。

で、うちの奥さんはペアのキミちゃんに
『もし、小学4年生の女の子ペアに当たっ
たら、ボールがチョット外にでてもINに
してあげようね。泣いちゃったら困るか
ら。』

『手加減してあげようね、自信を失った
らカワイそうだから。』と余裕しゃくし
ゃくで臨みました。
で、試合が終わりました。結果はどうか
と言いますと、それがボゴボゴにやられ
てしまったんですよ。

『ヒェ~!』で、その日は大反省会。
『私たちって何て世間知らずで、おめで
たいんでしょう!かわいそうだから手加
減してあげようなんてね。』

その日は大反省会

その大会は小学4年生の女の子ペアが圧倒
的強さで優勝しました。
『これ、D級じゃないよ!フリー(無差別
級)だよ!』

小学4年生の女の子ペアが圧倒的に強かった。

ワタクシ、その話を訊いて『ハハーン、
きっと、その小4の女の子ペアは、未来
の杉山愛と伊達公子なんだよ。』と一応
うちの奥さん達を慰めておいた。

伊達公子、杉山愛にも小学4年生時代があった

『何でもあり!恐るべしは、真冬の室内
女子ダブルス!』

ブログ一覧