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タンパク質が歩く(前半)

タンパク質が歩くんです

生命の定義は①外界と隔てられている。
②代謝をおこなう。③自己複製をする。
実はこの3つを全部を利用しているのは
最小単位を考えていくと、それは細胞と
いうことになります。で、我々が命と呼
んでいるものはすべて細胞から出来てい
ます。だから命=細胞。

生命

        細胞内

私たちの人体を形ずくるおよそ40兆個の
細胞も1つ1つに命があって、生きてい
るんです。細胞の中を見てみると、いっ
ぱい詰まっていますが、これは命じゃな
い。『命をつくる部品』で満ちているん
です。この部品が集まって命をつくる。

細胞の中は『命をつくる部品』でいっぱい。

で、この部品が動くんですよ。命じゃな
いのに動く。チームを作って協力しあっ
たり、互いに競い合ったりするんです。

ロナルド・ベイルさんという研究者がい
て、彼は細胞の中を動き回る謎の物質を
発見したんです。

ロナルド・ベイル氏は『モーターたんぱく質』の発見者として知られる。

細胞の中にある小胞、これ袋のような形
で中にいろんなものが詰まっています。
それ自体に動く機能はないのですが、こ
の小胞がレールのようなものに沿って細
胞内を規則正しく動くことを発見。

レールのようなものに沿って規則正しく動く。

袋の中にいろんなものを詰め込んだ小胞がレールに沿って規則正しく動いている。

一体何がこれらを動かしているのか。そ
の撮影に成功した研究者がいるんですよ
。東大名誉教授の広川信隆さん。『足の
ような構造』だって言うんです。丸い荷
物とレールの間に確かに不思議な形をし
た物質が映っていました。細胞の中で荷
物を運んでいる。

この物質、人間の足のように動くんですから。

この正体、ギリシャ語で『動く』と言う
意味の『キネシン』その歩き方に研究者
たちはビックリ!人間のように2本足で
歩くんですから。     

       【続く】

東洲斎写楽と蔦屋重三郎

 

東洲斎写楽と蔦屋重三郎は江戸時代中期
の絵師と版元です。NHK大河『べらぼう
』ではみんなが写楽の名前を名載って、
誰が写楽かわかんない、いやいや誰もが
みんな写楽だという展開で終わりました
。ドラマですからねえ。お話ですからね
え。

写楽はいったい何者なんでしょうか?

NHKのBSプレミアム『英雄たちの選択』
では、こういう風になっておりました。
役者絵のジャンルでは他の版元から遅れ
をとっていた蔦屋重三郎(蔦重)はある日
、まったく無名の人物に出会った。雅号
は『東洲斎写楽』。正体は阿波藩おかか
えの能役者の説が有力です。

蔦屋重三郎(蔦重)

役者絵が得意だという写楽の絵を見て蔦
重はビックリしたんですよ。技術的には
まだまだ未熟ですが、異様な迫力を感じ
させる絵だったんです。

江戸兵衛(左)と一平(右)

『こりゃあ、また下手な絵だねえ!顔も
手も歪んで化け物みて~だ。いろんな版
元が役者絵で勝負をかけている、そんな
時に、こんな薄気味悪り~役者絵を出し
たって、役者の美しさに惚れているごひ
いきが買ってくれるとは思えねえ。気色
悪り~し。しかしどうだい、よく見りゃ
あ、今までの役者絵にはねえ息ずかいが
聞こえて来るような迫力があるじゃねえ
か、こりゃあ、よっぽと芝居をよく見て
いるヤツにちげぇねえ。ここは一発、誰
も見たことのねえ役者絵でド~ンと勝負
をかけてみてもいいんじゃねえか!?』

写楽の代表作:能役者・武村定之進

ホントに優れている編集者というのは素
材の中に潜在的にしか見えないものを引
き出す力があるんですよ。三島由紀夫も
言ってたけど、『綱を張って、その上を
綱渡りするようなもんだって。』コレ、
映画監督について言っているんだけど。

三島由紀夫

蔦重は綱渡りが好きだったんじゃないか
な?自分では分かっているけど、大衆に
当たるかどうかはわかんない。けど、ま
だ未知数だけど、可能性のある人間が出
てきたら、コレ絶対にやる、蔦重はそん
な人だったのではないかと思います。

一気に28枚出版された写楽の役者絵

蔦重は一気に28枚の写楽の役者絵を出版
しました。それらすべて『大首絵』でも
ね、それらほとんど誰も見向きもしなか
ったんですよ。蔦重はさすがに寝込んじ
ゃった。

蔦屋重三郎は写楽の28枚画がまったく売れず、さすがに寝込んでしまった。

『佐野川市松って本当に美しい役者の代
表格だったのに、写楽に描かせたら、中
年のオジサンが女装している絵』のよう
になるんですもの。そりゃあ怒りますワ
。次の日、もう二度と写楽には描いて欲
しくない!と断って来た。

美形役者の代表格である佐野川市松は、写楽に自分を描いてもらったら、『中年のオジサンが女装している絵』のようになり、もう二度と描いて欲しくない、と怒って帰った。

役者自身も、この絵、嫌だと思ったら、
次からは二度と協力しなくなりますもん
ね。写楽は僅か10か月で浮世絵の世界か
ら消えてしまいました。

写楽は10ヶ月で世間から消えてしまった

でもね、それから100年以上が経過した
20世紀始め、ドイツの浮世絵研究家が写
楽の画集を出版。ユリウス・クルト
『SHARAKU』(1910年)です。これを
きっかけに写楽の浮世絵は江戸の文化を
象徴する唯一無二の肖像画として脚光を
浴びることになるんですよ。

ユリウス・クルトの『SHARAKU』

まあ、ずっと人に受けるモノばかり作っ
ていると、自分のやりたいことをやりた
くなるんですよ、編集者はね。編集者の
多くは会社を辞めてから『好きなモノを
やりたい!』とやるんだけど、でも、
たいていコケちゃうんですよ。

ビートルズのマネージャーで編集者のブライアン・エプスタイン(後ろ)。彼が亡くなると、ビートルズの4人のメンバーは、バラバラになり、そして勝手に自分の好きな活動をするようになり、崩壊の道を進んで行った。

ビートルズ崩壊前の練習風景

不思議なことに制約の中でクリエーター
を騙し、自分と妥協、ケンカしながら仲
直りして、そういう緊張感のもとに作る
ことで、初めていい作品ができるんです
。ほら、あのビートルズはグループであ
あだ、こうだとケンカしながら妥協しな
がら仕上げたから、いい作品ができたで
しょう。

       おしまい

 

①免疫細胞はアレルギーの原因の1つの花粉を、寄生虫と勘違いしたらしい

茂呂和世先生

茂呂和世先生(大阪大学大学院医学系
研究科教授)という方がいます。この先
生、今から15年前、マウスの腸内の脂
肪組織を観察していたら、不思議なモノ
を見つけたんですよ。『あれっ?これ何
だろう!』『何でいるの?』腸の脂肪組
織に何故か脂肪以外のものが点在してい
たんですよ。その1個を拡大してみると、
無数のリンパ球でした。

脂肪組織に無数のリンパ球が点在していた

この当時、カラダの端っこの脂肪組織に
リンパ球がいるとは誰も考えてもいなか
った。でも、こんな小さなリンパ球だが
何かしているハズだと思って、中にいる
細胞をよ~く観察してやろうと思った。
そしたら、驚いたことに、その細胞は寄
生虫対策の為の自然免疫の新種のリンパ
球であることがわかったんですよ。

青いのがリンパ球、ピンク色は血管

で、その細胞は2型自然リンパ球、略し
て『ILC2』と名ずけられました。この
『ILC2』こそが正体なきアレルギー反応
を引き起こす犯人であることを、茂呂先
生は明らかにしたんです。

2型自然リンパ球『ILC2』

寄生虫の多くは腸に侵入して来る。その
ため、『ILC2』は腸の壁の内側で待ち構
えている。その攻撃も複雑で精密だ。

2型自然リンパ球の『ILC2』は腸の壁の内側で待ち構えている

寄生虫によって腸の細胞が壊されると、
全身に危機を伝えるシグナル『IL‐33』
が放出される。それによって、『ILC2』
は活性化され、自らもメッセージ物質
を分泌し、寄生虫撃退の専門部隊の
『好酸球』を呼び寄せる。

『ILC2』は『好酸球』を呼び寄せる

集まった好酸球は攻撃物質を分泌して寄
生虫を弱らせる。続いて『ILC2』は別の
メッセージ物質を分泌して、粘膜の粘液
の量を増やす。これによって、弱った寄
生虫を体外に追い出すのだ。

『ILC2』は別のメッセージ物質を分泌し、粘膜の粘液の量を増やし、寄生虫を対外に追い出す

かつては日常生活の中で寄生虫に感染す
るリスクと隣り合わせでした。その中で
、『ILC2』は正しく攻撃できるように訓
練されていた。ところが生活が豊かにな
り清潔になったことで、『ILC2』が訓練
される機会が減ってしまったんですよ。

生活が便利で清潔になったことで、『ILC2』が訓練される機会が減ってしまった。

『ILC2』は宿主を助けたい気持ちで頑張
っていて、文明が進んでキレイになった
ことを免疫細胞自身は気ずいてなくて、
おそらく花粉などを寄生虫かな?くらい
の感じでアレルゲン(抗原)に反応するよ
うな悲しい結果になっている。

英国の科学雑誌『ネイチャー』に取り上げられるまでは、誰もが茂呂さんの研究に無関心でしたが、『ネイチャー』に取り上げられた途端、茂呂さんの周りは急に忙しくなった。

この寄生虫が来たわけでもないのに、免
疫が反応してしまう仕組みを明らかにし
た茂呂さんの研究は世界的な科学雑誌
『ネイチャー』に掲載されるとともに、
自然免疫に対する認識を180度変える大
発見になったんですよ。

科学雑誌『ネイチャー』に載った翌年から身の周りが忙しくなりました。

学会でポスター発表しても、ほとんどが
素通りで、身内しか見に来ない感じだっ
たんですけど、『ネイチャー』に載った途
端、翌年の免疫学会では群がる群衆を前
に説明するようになり、『いやあ、素晴ら
しい研究ですね。』 と皆んなから言われ
ました。

『私のポスター発表には身内以外は誰も来なかったくせに!』『誰も素晴らしいなんて言ってくれなかったくせに!』

私はずっとこの素晴らしい研究に取り組
んで来たのに、誰も素晴らしいなんて言
ってくれなかったくせに!と思いました
。 世の中の人というのは自分の意見で動
いているのではなくて、『どうやらこれ、
素晴らしいらしいよ!』っていう目線で
物事を見ているのかなあと思いました。

       【続く】

 

 

小学生の能力(後半)

 

小学生の時には頭がイイかどうか認識できる手段があまりない。

   【続きです】

九九を暗記しましょうという時も4月生
まれの子がガンガン暗記しているんだけ
ど、3月生まれの子は暗記が悪いので、
みんなが七の段を覚えているのに、まだ
三の段を覚えたりしている。
だから、『ボク、勉強ダメなんだ!』と
思い込んじゃう。

3月生まれの子は、まだ三の段を覚えている

運動するにしても、筋肉の成長って、や
っぱり、1年間回っている方が、筋肉付
いているので、運動も劣ってしまうと
負け癖がついちゃうんですよ。オレは
運動も不得意だし、勉強も不得意だと
思っているから、運動もやらないし、
勉強もやらなくなちゃうんですよ。

4月生まれの子は、もう七の段を覚えている。

結果として、運動の才能とか勉強の才能
があったとしても、小学校のレベルの勉
強だとその才能が外に出てることはほぼ
ないんです。

九九の暗記ってフツーの子だったら、誰
だって出来ます。でもそれくらいしか頭
の良さを確認する手段は小学校の時には
ないので、ホントに頭が良いかどうかと
いう認識が出来る機会って、小学生の内
はほぼないんです。

小学校の時には頭の良さを確認する手段は算数くらいしかないので、ホントに頭がいいかどうかはわからない。

認識しないまま、中学、高校になり、頭
が良い子でありながら、頭が良いと思い
込むことができなくて、なぜか不遇にな
ったりするので、3月生まれの子は早合
点しない方がイイですよ。あと4月生ま
れは気が付かない方が良いんですよ。

何も考えずに、自分は頭がイイと思っていたほうが幸せ。

『オレ、4月生まれだから、頭いいんだ
!』とか『4月生まれだから、運動出来
るんだ!』って、思っちゃうと、自分の
自信の源が崩れちゃうので、やっぱり気
ずかない方がイイ。

暗記力だけじゃなくて、思考力が試される将棋

本当に頭がイイかどうか知るには、時空
を超えた『将棋』みたいな遊び、まあ
暗記力だけじゃなくて、思考力で勝負で
きるもので、試してみるのもイイかも。

ワタクシには、そのくらいしか思いつか
ないなあ。

      おしまい

ロシアは戦争を続けられるけど、武器が作れない

ロシアが輸出した武器を買い戻している
んだって?ミャンマーとかインドに売っ
たものですよ。だから戦車とか部品とか
もうロシアにはないわけです。ここから
何がワカルかと言うと、経済制裁が効い
ているんですよ。

経済制裁の為、諸外国から飛行機の部品が入らない為、ロシアの全体機の3分の2に墜落のリスクがあります。だからロシア民間機で無事に着陸できたら拍手が起こる。

半導体が入んない。だから精密誘導弾は
もう増産できないんですよ。ロシアは精
密誘導弾を作る技術は持っている。半導
体は作れないから輸入できないと精密誘
導弾が作れないんです。

精密誘導弾

それ以外にもね、戦争やってると、爆弾
弾、ミサイル、戦車部品とかたくさん必
要なわけです。そうすると、インドとか
ミャンマーとかベトナムとかアルゼンチ
ンとかエジプトに売ってるんですが、
『ゴメン!それチョット使ってないヤツ
買い戻すから!』と言って逆輸入してい
るワケですよ。

この半導体がないと精密誘導弾が作れない

『ゴメン!それ使ってないなら買い戻すから。』と言って、ミャンマーとかインドから逆輸入するようになった。

ロシアには天然資源もあるし、国力もあ
るし、継戦能力も高い。戦争をずっと続
けられる国なんです。でも困っているこ
ともある。経済制裁されているから、国
の体力はあるのに作れない。

ロシアにはカネがある、人もいる。

天然資源も多く、赤丸はチュメニ油田などの石油発掘地帯。

作れないから輸出したヤツを逆輸入する
ワケです。ロシアはずっと戦争をしてい
れれる反面、武器が用意できない。確実
に経済制裁は効いています。

天然資源の石炭もある

ロシアは人命なんて何とも思っていない
から、どんなに劣勢でも、どんなに死ん
でも、ドンドン投入しています。カネは
あるわけですよ。だってインドとか中国
に資源売ってるんだから。カネはある。
人もいる。情報もコントロール出来てい
る。だけど武器が作れない。でも戦争は
続けられちゃう。

ロシアは中国やインドに資源を売っているので、カネはいくらでもある。

最新式の兵器なんてもう出て来ていない
ですもの。戦前の戦車持ち出しているく
らいですからね。だからウクライナ側は
ダム壊したりすることになるワケです。

最新の戦車は全滅したので、戦前のポンコツ戦車を持ち出して来た。

ついこの間は攻撃的ヘリコプター飛ばす
と言っていました。NATOのウクライナ
に供与した武器はF16戦闘機なのにね。

ロシアの攻撃的ヘリコプター。ウクライナの無人ボードに撃墜されて、以後活動が激減した。8万円のドローンで76億円相当の戦闘機材を撃破して、大殊勲賞。

いや、あの攻撃的ヘリコプターってもし
かしてドローンのことか!?

ロシア・中国製のドローン

記憶は思い出すたびに1回弱くなり、繰り返し学習することで強くなる

記憶は書き換えられるんです。記憶はい
い加減に思える星座の線のつながり。間
違いこそが記憶のメカニズムの本質であ
り、優れた所過去の記憶を改ざんして、
アップデートすることが出来るんですよ
。現在を見渡してみれば、記憶を書き換
える能力を持った生物が生き残った。

記憶はいい加減に思える星座の線のつながり

アップデートって更新のことで、動物を
例に説明すると、例えばシカがとても危
険な目にあった。当然、ライオンと遭遇
した場所、臭い、鳴き声、姿を記憶し、
恐怖の記憶として、それ以降は避けよう
とする。

シカはライオンと出会い危険な目にあった場所、臭い、鳴き声、姿を記憶し、恐怖の記憶として避けようとする

ところが、自然はいつも同じ場所が危険
なわけじゃない。別の場所に行ったら、
また危険かもしれない。危険な場所はあ
る時は危険な場所で、次に行ったら、エ
サがあって、いい場所かもしれません。
記憶を書き換えなきゃいけない。そいう
ことはしょっちゅう起こる。そういう能
力を獲得した生物が進化的に生き残った

ライオンに出会った危険な場所は、次に行ったら、エサがあっていい場所かもしれない。

意外と思われる話があります。『記憶は
思い出すたびに1回弱くなる』と言うん
です。記憶ってのは繰り返し学習で思い
出すたびに強化される。実はそれはホン
トだけど、その強化される前に記憶って
ね、思い出した瞬間に一時的に弱くなる

記憶って思い出した瞬間に一時的に弱くなる。

1回記憶が弱くなって、この線が細くな
る。細くなって不安定になると、ちょっ
と違う所へ行っちゃったりする。つまり
細くなった線が掛け違う。これが記憶違
い。このあと記憶が強化されるので、こ
の記憶違いのまま新しく強化されちゃう
んですよ。

記憶の線が細くなって不安定になると、ちょっと違うところへ行ったりする。そして細くなった線が掛け合う。これが記憶違い。

記憶違いはそのメカニズムのデメリット
の面なんだけど、むしろメリットのほう
が断然大きい。昔の辛かったはずの体験
が美化されて楽しかったと思えるのも同
じメカニズム。自然と脳がそうなっちゃ
うんですよ、脳がね。

記憶違いは生物の進化で見ると、メリットの方が大きい。面白いようなもの、考えもつかないようなものが時々出て来る。優れた過去の記憶を改ざんして、アップデートすることができる

      おしまい

小学生の能力(前半)

小学校の低学年のクラスには、早生まれ
の子と、遅生まれの子が混じってて、
まだまだ能力に差があるって話です。

野球の選手の4月生まれ率はかなり高い
んですよ。

野球選手は4月生まれの子が多い

結局、子供の頃って、1年の差がすごく
デカイ。例えば、1歳と1歳12か月の子
供って、倍違うでしょ。でも、たまたま
数日違いで、同じ学年にされちゃう。

4月生まれの子は九九で、七の段を暗記しているのに、3月生まれの子は四の段が精一杯。

1年間のアドバンテージがあるので、その
運動系においては、4月生まれの子って
運動の性能がいいんですよ。ただそれは
、筋肉を鍛えて育ったからで、ホントに
優秀かどうかは別なんですけど、4月生
まれで足が速いと運動が得意だと本人が
思い込むんですよ。勉強も得意になっち
ゃう。

4月生まれの子は能力の差が大きい

3月に生まれた子って、1年分ずれてい
るワケだから、掛け算を覚えましょう
という時も、1年脳が発達した子と、
1年脳の発達が足りない子で、やはり
4月生まれの子の方が暗記とか九九と
か覚えやすいんですよ。

3月生まれの子は4月生まれの子より運動能力・勉強能力が足りない

なので、4月生まれって、『オレ、勉強
できるかも』『オレ、運動できるかも』
って思い込んじゃうんです。

人の思い込みって、結構重要で、思い込
んでいると、できると思うからやるんで
す。オレ、勉強できるからやる。勉強で
きると思ってやっているから、結果とし
て勉強しているので良い点数を取れる。
オレ、頭イイかも。

『オレ、頭イイかも』『オレ、運動神経イイかも』

12か月遅れちゃった子供の場合って、
まず、勉強が理解できない。
『あっ、ボク勉強が苦手だ!』
『オレ、頭悪いんだ!』
となるので、勉強が得意と思える機会が
少ないんですよ。

3月生まれの子はは『オレ、頭悪いんだ!』と思い込んでしまいがち。でも違うんですよ。

       【続く】

旧小別沢トンネル・かつて北海道最恐と呼ばれるトンネルだった。

クマの話題が尽きません。クマは里山を
人間界との緩衝地帯として生活していま
す。先日、道新を読んでいたら、小別沢
の話が出ていました。小別沢と言ったら
、クマの棲む山があって、里山の小別沢
があって、市街地・西野があります。今
回はクマの話ではなくて、もっと気持ち
悪くて怖い話です。

上に見えるのは中央区の三角山。その向こうが琴似。中心が里山の小別沢で、左が西野。

ワタクシが札幌に来た頃は『平和の滝』
『西岡水源地』『小別沢トンネル』が札
幌の『三大心霊スポット』と言われ、こ
れらの3カ所ではウソか真か幽霊を目撃
しただの、心霊写真が撮れただのといっ
た話が多く聞かれ、若者たち『肝だめし
』で訪れる定番スポットでもありました
。ワタクシは怖すぎて行ったことがあり
ません。

左から西野・小別沢(トンネル)・中央区宮の森

ところが、現在の小別沢トンネルは心霊
スポットらしい陰湿な雰囲気はほとんど
ありません。平成15年に隣に新しく造り
直され、かなり明るい雰囲気のトンネル
になったからです。

心霊スポット

旧小別沢トンネルは1929年頃完成。以前
の小別沢は札幌中心地への往来に2時間
以上も山道を歩かなければなりらないほ
どの僻地であったことから、同集落の住
民たちが強力しあって、手掘りで貫通さ
せた総延長100メートル強のトンネルで
した。

小別沢トンネルの開通(昭和3年)

さすがに岩肌むき出しじゃどうかという
ことで、コンクリートに吹き付けてある
けれど、凹凸までは隠しきれない。そし
て照明は裸電球などと昭和の初期の匂い
がプンプン。

天井には裸電球。そして凹凸の壁。

自動車なんて殆んどなかった頃のトンネ
ルだから、すれ違いもデキナイ。信号に
よる交互通行で対応していました。
幅2,2m以下、車高2,4m以下の制約。
西区と中央区のバイパス要素も高いこと
から渋滞も激しく、これじゃいかん!と
いうことと、老朽化!ということで新ト
ンネルに移行したんです。あまり気持ち
のいいトンネルじゃありませんでしたか
らねえ。

左が新トンネル。右は旧トンネルに続く。

幽霊を見た!壁に赤い人型が浮かび上が
っていた!霊感の強い人ならお連れにな
ってしまうとか、突然クルマの調子がお
かしくなったとか、トンネルを抜けたら
何事もなく復帰したとか。北海道最恐ト
ンネルと呼ばれるのも納得です。

オバケのQ太朗・幽霊は頭の中に棲んでいる?

『心霊スポット』という字から考えれば
幽霊は心の中、つまりその人の頭の中に
あるということになる。
つまり幽霊は頭の中に棲んでいるのだ。

心霊スポット・旧小別沢トンネル

何やらトンネルの近くにこんなものが・・・

ちなみに新しいトンネルが出来たので、
古いトンネルは中に入ることは可能です
が、途中で埋められています。何で埋め
られたのか知らないけれど、そっちの方
が怖い。

スーパーモンスターウルフ(2018年9月のアーカイブ)

2018年9月のまるやまファミリー歯科の
ブログのアーカイブです。

最近、クマがうちの近所にも現れるよう
になったので、何年か前にクマを追っ払
う話のブログを書いたことを想い出し、
過去のブログから引っ張り出して来まし
た。では始めます。

おそ松くんのイヤミ、ビックリして『シェー』

唸り声をあげるオオカミ型ロボットこの
夏も地震やら大停電やらいろいろありま
したが、その夏も過ぎ、そろそろクマが
札幌の里村に現れる季節がやってきまし
た。

クマ撃退の秘密兵器モンスター・ウルフ

ところで、害獣駆除対策ロボットで、オ
オカミ型ロボットってのがあります。
その名も、”スーパーモンスターウルフ”。
こんな姿(写真)。

大切な畑に設置する。

害獣ってのは、シカ、イノシシ、サル、
キツネ、クマなど。畑でできたモノを狙
う。このロボット、害獣が20~30メート
ル付近に近づくと赤外線センサーが感知
して、オオカミの声で唸り声を出し、そ
して目を炎の色に点滅させる。
電源はソーラーパネル。

これに遭遇した動物たちは、防衛本能の
ためか、気持ち悪いせいか、あるいは怖
いせいか知りませんが、二度とその現場
に現れなくなる。単純だけど優れモノ。
このロボットを作ったのは、奈井江町の
町工場。設置費込みで50万円なり。

設置費込で1匹、50万円なり。

こういうのをイグノーベル賞を狙って出
せば面白いんだけどなぁ。

③下剋上受験(最難関にふさわしい小学6年生は、『そんなことを当たり前のように育てて来た』親の元から選ばれる)

 

    【続きです】

実際、親子で受験勉強をしてみて、学力
がどんどん伸びる実感があった。しかし
最難関には届かなかった。それは遺伝と
か地頭とか、そういう単純な話ではなく
、最難関は学力だけ伸ばそうとしても決
して届かない場所にあるのだ。これに気
ずくことができずに、最後に立ちはだか
る砦の前で右往左往してしまった。

学力は勉強すれば伸びる。確かに伸びる
。しかし最難関レベルまで伸ばすには、
学力と同時に日々の過ごし方、考え方を
変えなければならないことに気ずかなか
った。それは『育て方の質』と言ってい
いかもしれない。

最難関レベルにまで持って行くには、学力と同時に、日々の過ごし方・考え方を変えなくてはならない。

ドンドン詰め込んでいく知識の中で、頭
の中は一杯になる。頭の中は丁度、散ら
かった子供部屋のような状態ななってい
るのだ。まさに、おもちゃ箱をひっくり
返したような状態で、どこに何があるの
かワカラナイ。

頭の中はおもちゃ箱をひっくり返したような状態で、どこに何があるのかワカラナイ。

どこに保管してあるのかワカラナイほど
モノが増えれば、整理能力が伴わないと
取り出せない。取り出す時のことを考え
ている用意周到の子は知識を得る時は、
常に取り出す時のことを考えて収納して
いくのだ。

デキる子は、常に取り出す時のコトを考えて収納するのだ。

『すぐに取り出せなかったらどうしよう
?』と不安になるマイナス方向の性格だ
と、勉強はストレスになる。しかし、直
ぐに取り出せることの気持ち良さを得た
いがために準備を怠らない子たちは、ど
んどんプラスに積み上げていくのだ。

私はここを考え損ねたのだ。そして、そ
の大切さをストレスのない方向へ導いて
やるなんて、完全に私の発想の外側の話
だった。

完全に私の発想の外側の話だった

『これが最難関に届く子と届かない子と
の差だった。』『準備をする理由』を知っ
ている子に育てなければならない。アウ
トプットの為にあるインプットだという
暮らしに慣れていなければならないのだ

それがないと、知識を瞬時に見つけるこ
とができるかどうかは、当日の運に頼る
ことになる。最難関校はその程度では合
格できない。模試などで何度も高得点を
連発する子は偶然に頼って知識を取り出
しているのではない。その成長を確認す
る手段が模試であったり、過去問であっ
たりするのだ。それに全く気ずかずに、
過去問を解いてはデキナイ所を復習して
満足する。結局、頭の中は散らばったま
まなのに。

頭の中が散らばった状態で知識を取り出している。

どうして気が付かなかったのだろう?い
や、気が付かなくて当然だ。知識を得る
こと以外に必要なことがあるなんて、夢
にも思わなかったのだから。今思えば、
いい所まで近ずいていた。ミスをなくす
方法を研究し、ミスがいけない理由も考
えた。あの時、隣に答えがあったのだ。
しかし気ずかなかった。

どうして気ずかなかったのだろう?

今頃気ずいて申し訳ない。こんな父親で
申し訳ない。他の親だと気ずいていたと
思うと、娘に申し訳ない気持ちでいっぱ
いになる。

今頃気ずいて申し訳ない。

『中学受験』、それは知識だけを試すも
のではなかった。最難関にふさわしい
小学6年生は『そんなことを当たり前の
ように育てて来た親』の元から選ばれる

___完敗だ!__

最難関にふさわしい小学6年生は『そんなことを当たり前のように育てて来た親の元』から選ばれる。

小学生だけじゃなく、中学生、高校生も
含めて、なかなかやる気のスイッチが入
らないと悩んでいる親が多いということ
が、我が家のようなケースでも駆け上が
ることができた理由です。もし皆んなが
努力すれば、我が家のような家族はまる
で勝ち目がないのかもしれません。しか
し、多くの子ども達は中々やる気になら
ないのだ。だから、こんなに下の層まで
チャンスが回って来るのだ。

『やーる気が起こりましぇ~ん!』

親が一番考えなくてはいけないこと、そ
れは勉強のやり方ではなく、良い塾選び
でもなく、我が子を何としてもやる気に
させること。やる気のスイッチだ。この
方法を必死に考えなくてはならない。

親が考えなくてはいけないのは、やる気のスイッチを探すこと。

最後に小学校の勉強がいかに大切か思い
知らされました。もっと、ゲームテクニ
ックのような特殊な勉強をしていると勝
手に誤解していた中学受験の勉強が、や
ってみて、実は強固な基礎をつくるとて
も重要な勉強だと気ずきました。

中学受験の勉強は、やってみて強固な基礎をつくるとても重要な勉強でした。

娘は第一志望の桜蔭中に通う夢は叶いま
せんでしたが、今は第二志望の中学に元
気に通っています。
ところで、スーパーや公園で娘の話題に
ならないかとキョロキョロしている妻の
姿を思い浮かべるたびに、妻も私と同じ
で、今まで何も誇ることなく生きて来た
んだなあと思います。

娘の話題にならないかとキョロキョロしている

中学受験がまさか家族まで変えてくれる
とは思いませんでした。
こんなに清々しい日々が、我が家にやっ
て来ようとは・・・・。

こんな清々しい日々が、我が家にやって来ようとは・・・。   

       おしまい

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