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Y=aXで説明デキル。「どおりでゴミを出さないワケだ」

賢い子は『1を聞いて10を知る』

耳から何やら入力されると、脳の中で
グルグル回って行動か何かを起こす。
これが出力。人の行動を数学の式で説
明することができます。理詰めが大好
きマニア向けの話です。複雑なことは抜
きにして単純に考えればこうなる。

頭の中に入力すると、脳の中をグルグル回って何かが出て来る。

よく賢い子は「1を聞いて10を知る」
と言いますが、まぁホントに羨ましい
限りですが、これは中学1年生で習う
数学の1次関数で説明できます。

それが、y=ax。

aは係数といって、こちらで自由に決め
られます。

賢い子は『1を聞いて10を知る』

例えばさっきの「1を聞いて・・・」
は、aを10に決めると、y=10x。
xを1にすると、y=10だから「1を
入れたら10がでてきた」ということに
なる。まさに1を聞いて10を知る。

中学校で習う一次関数

そう考えると思い当たる節がある。
うちのチビスケがまだ中学生だった頃、
家では朝ゴミ当番なのですが、いつも忘
れて、あるいはやる気がないのか、もし
くは本質ではないと考えているのか知ら
ないけれど、とにかくゴミなんか何の其
、ゴミを出さずにサッサと学校へ行って
しまう。

ゴミを出さずにサッサと学校に行ってしまう

ということは、aはゼロなわけだ。
y=0x。
xに100を入れても1000を入れても
どんな数字を入れても出てくるyはゼロ
。どんな数字をインプットしようが、ア
ウトプットはゼロ。だから何度ガミガミ
言っても係数が0だから何も出て来やし
ない。行動はゼロ。どおりでゴミを出さ
ないワケだ。

ゴミを出さない子  a=0です。

a=0は、「聞いていない」係数に違い
ありません。

 

田中角栄・『負け馬にこそ、情をかけてやる。ワカッタか!』

 

内閣総理大臣・田中角栄氏

     【続きです】

二期目の選挙で落選しちまったある若い
議員がいた。昨日まで『先生、先生!』
とおだてられていたのを一夜にして
『ただの人』だ。そりゃあ、惨めなもん
だぞ!議員会館の部屋もなくなり、東京
での活動拠点もねえ。だがな、次の選挙
で返り咲くには永田町に足場がなきゃ話
にならん。カネもねえ、事務所もねえ、
と頭を抱えとる。

昨日まで、『先生、先生!』とおだてられていたのを、落選したら一夜にして『ただの人』だ。そりゃあ、惨めなもんだぞ!

そいつにオレはな、派閥の重鎮の事務所
の一角を使えるように手配してやったん
だ。それだけじゃねえ。別の代議士の政
務担当秘書官と言う肩書を与えて、月々
の給料が出るようにしてやったんだ。落
ち目になった人間に手を差し伸べるヤツ
なんて少ねえ。だからこそ相手の心に深
く突き刺さる。

オレはな、派閥の重鎮の事務種の一角使えるようにしてやったんだ。それだけじゃねえ。肩書を与えて月々の給料が出るようにしてやったんだ。

その議員はな!三年後に見事選挙で復活
して、その後、大臣にまでなったが、生
涯オレの為に尽くしてくれた。これが
『敵を減らす』ということの本当のイミ
なんだ。ワカッタか!勝ち馬に乗るって
のは誰にだってできる。負け馬にこそ情
をかけてやる。それが将来、何倍もの力
になって返って来るんだよ。

その議員はな、三年後の選挙で見事復活して、その後、大臣にまでなった。

そいつはな、大臣になって、生涯オレの為に尽くしてくれた。

この考え方はな、何も政治家に限ったこ
とだけじゃねえ。オレが大蔵大臣だった
頃、予算編成で夜遅くまで残業しとる秘
書課の女性たちに『帰りにソバでも食っ
ていけ!』と言って、一人5千円ずつ渡し
たんだ。

夜遅くまで残業しとる秘書課の女性たちに『これでソバでも食って行け!』と、一人五千円ずつ渡したんだ。

彼女たちがオレに1票入れてくれるわけじ
ゃねえ。だがな、こういう一見無駄にみ
えるような気配りが周り周って、『田中
角栄はオレ達のことまで見てくれている
』と言う評判になり、大きな人望のうね
りになった行くんだ。

結局のところ、カネっていうのは道具に
すぎねえ。大事なのはそのカネにどれだ
けの『情』つまり人間としての心を乗せ
られるかどうかなんだ。
相手の心を先読みする鋭い観察眼、相手
に負担をかけない渡し方の技術、そして
、落ち目の人間や敵にさえ手を差し伸べ
る度量、この3つが揃って初めてカネは
人の心を根っこから揺さぶる本物の『生
きガネ』になる。

カネってのは道具にすぎねえ。大事なのはカネにどれだけの気配りを乗せられるかどうかなんだ!

おめえさん達も明日から誰かに何かを渡
す時、ただのモノとして渡すんじゃねえ
ぞ!そこに、おめえさんの心を目いっぱ
い乗せてみろ!そうすりゃあ人間関係っ
てのはな、面白れえほど、そして深く変
わって行くもんだ。ワカッタか。

以上、総理大臣・故田中角栄先生の有難
いお言葉でした。

       おしまい

田中角栄・『オレはな!落ち目になったヤツに手を差し伸べたんだ。』

第64、65代内閣総理大臣・田中角栄(昭和47~昭和48年)

故・内閣総理大臣の田中角栄氏が引退後
、講演した話の中で中々味のあるいい話
を見つけたので、ブログに載せます。
では、始めます。GO!

ワタクシが小学生の頃、田中角栄は東京の国会で活躍し、目立っていた。それをワタクシはテレビで『ふ~ん』と見ていた。

世間じゃあ、『カネでヒトの心は買えね
え』なんてもっともらしいことを言うが
な、オレに言わせりゃ、そいつは半分正
しくて、半分間違っとる。問題はカネそ
のものじゃねえ。そのカネに一体何を載
せて相手に渡すかだ。ただの紙切れをく
れてやるだけなら、そりゃあ心なんか動
くもんか!

だがな、そこに『情』という付加価値を
乗せれば、話は全く変わって来るんだ。
カネはな、使い方次第では何十倍、何百
倍もの価値を生み出し、最強の道具にな
るんだよ。

カネはな、使い方次第では何十倍、何百倍もの価値を生み出し、最強の道具になる。

この『情』っちゅうのはな、要するに
『気配り』のことだ。相手が何を欲して
いるか、何を言われたら嬉しいか、何を
されたら惨めな気持ちになるか、それを
相手が口にする前に察してやることよ。
これが出来なきゃいくら大金を積んだっ
て、ただのイヤミな金持ちで終わっちま
う。

『情』っちゅうのはな、要するに『気配り』のことだ。

誰にカネを使い、誰に情をかけるか。多
くのヤツは日の出の勢いの人間、力のあ
る人間に群がって行く。『勝ち馬』に乗
りてえってワケだ。オレはそうは考えね
え。むしろ逆だ!

多くのヤツは、勢いのある人間、力のある人間に群がっていく。勝ち馬に乗りてえってわけよ

昔、秘書の早坂に『頂上を極めるために
は何が必要か?』と訊いたことがある。
あいつはな、『味方をつくり、増やすこと
です。』と即答しやがった。だからオレは
言ったんだ。『違うな、逆だ。敵を減らす
ことなんだ!』

頂上を極めるには、味方を増やすんじゃなくて、敵を減らすことだ!

『いいか!よ~く聞け!味方ってのはな
、いざと言う時に一緒に死んでくれるヤ
ツのことを言うんだ!そんな人間がこの
世に何人もいるわけがねえ。雲行きが怪
しくなれば、クモの子を散らすように逃
げていくのがオチだ!そんな連中に頭を
下げて愛想を振り撒くなんざ、愚か者の
やることだ。

『味方ってのはなあ、いざと言う時に一緒に死んでくれるヤツのことだ!そんな人間がこの世に何人もいるわけがねえ。』

大事なのはな、敵を減らす事だ!世の中
は白と黒だけじゃねえ。その間にとてつ
もなく広大なグレーゾーンがある。この
中間地点の人間をどうやって自分の方に
引き寄せるかだ、天下を取るにはこれが
全てなんだ!

世の中にはなあ、とてつもなく広いグレーゾーンってヤツがある。この中間地点の人間をどうやって自分の方に引き寄せるかだ。

だからオレはな!敵だ味方だと言わずに
広く手を差し伸べた。特に落ち目の人間
にな!』  

オレはな、敵だ味方だと言わずに広く手を差し伸べた。特に落ち目の人間にな!

       【続く】

日記の魔力

京都駿台のカリスマ講師・表三郎センセ

京都駿台のカリスマ講師・表三郎氏が
60歳頃書いた『日記の魔力』っていう本
があります。ワタクシが在籍していた頃
(バブルのちょっと前)は表センセ、確か
40歳くらいでした。当時は硬い言葉を
使って講義(雑談?)をしていましたが、
きっとまた硬い話だろうと覚悟をして読
み始めたのですが、60歳の表センセ、
何と、表現が柔らかい。センセも成長し
ていたんですよ。歳を取って、マルクス
を捨てたんでしょう。日記のことをこん
な風に書いてあった。

日記には魔力のようなものがあって、上
手に活用すれば、日記はその人の人生を
成功に導く『魔法の道具』にもなるんで
す。日記は書くものであるのと同時に読
むものなんです。なぜ『記録』するかと
言えば、あとで読み返して役立てる為。

日記というものは書いた後に読むものである

日記は『日々の記録』。昔の船乗りたち
は、どんなズボラな人間でも必ず航海日
誌をつけていました。命がかかわったそ
んな当時の航海日誌を見ると、そこには
『考えたこと』など何も書かれていませ
ん。日々の出来事をあるがままに淡々と
記録しているだけ。『起床朝7時、目覚ま
し時計どおりに起きる。』これでいいん
です。それだけで十分貴重な記録になる

船乗り達は命を守る為、必ず航海日誌を書いていた。

歴史家の磯田道史さんが大学生の頃、あ
る武士の家計簿を見る機会がありました
。そこには淡々と日々の記録が書いてあ
った。例えば、『朝ごはんは、味噌汁に
たくわん、そして茶碗一善の玄米』武士
はこんな生活をしていたに違いないと、
そこからヒントを得て、それを卒業論文
にしました。

のちにそれが映画になって、映画『武士
の家計簿』には、当時一般武士は何を考
え、どんな生活をしていたのかが描かれ
ています。気持ちも感情も、何も書いて
ない淡々とした日々の記録から読み取れ
るんですよ。

武士の日常を描いた映画『武士の家計簿』

ところで、人間の一生は『問いのレベル
』で決まると言ってイイと昔の偉い人が
言っておりました。『問い』を持つのはと
ても大切。『問い』を頭の中のファイルに
口を開けて保管しておくと、ある日、突
然『ああ、そうか!』と腑に落ちること
があるんです。あるいは納得すること、
さらに言えば、悟ることがあるんです。

『問い』を頭のファイルに口を開けて保管しておく。

日記を書いていると、よくそんなことが
起こります。ワタクシだって、こんなし
がないブログを書いていても起こるんで
すから。なぜ起こるかと言うと、考えて
から書くから。それで日記を書いている
と、自分が何者であるかを知ることがで
きるんですよ。

ほぼ毎日ブログをグダグダ書いている。

私たちは他人の心を知ろうとする時、そ
の人の言動を観察するじゃありませんか
。それと同ことを自分に対してもすれば
いいんです。すると自分が何者であるか
がワカル。

日記を書いていると、自分は何者であるかワカル。

日記をずっと書いていると、量が質に変
化して来るのがワカるんです。さなぎが
蝶になる時だって、いきなり蝶になるわ
けではありません。さなぎの中で少しず
つ変態が進んでいるんですよ。羽化はそ
の最終段階の一瞬にすぎません。

いきなり蝶にはなりません。さなぎの中で、少しずつ変態が進んでいる。

ある日突然変わるってのは、実は変化で
はなくて、他人の意見を受け入れたに過
ぎません。まあ、日常こそがその人を造
っているので、日常の行動を記録するこ
とが重要なんですよ。だから、日記をつ
けることをお勧めします。

       おしまい

世界情勢が不安定になれば、金の価格が上がります

中国人は、資産を金(ゴールド)で持つ人が増えている。

世界情勢が不安定になればなるほど、金
の価格が上がります。インフレになれば
なるほど、金の価格は上がる。経済危機
が起きれば、これも金の価格が上がる。
戦争が起きれば、これまた金の価格が上
がる。戦争のリスクを考えると金が上が
る要素しかないんです。

中国は今、不動産不況だから不動産で持つなんて、ちょっと怖くてできない。

今、ほら中国、金に釘ずけですって。中
国人が金を買いまくっています。だって
人民元なんて使えないでしょう。中国元
なんて、いつ紙っぺらになるかワカラナ
イ。しかもATMからフツーに偽札が出て
来るんですから。もう人民は人民元の紙
幣なんて、だれも信用していません。

中国ではATMから偽札が出ることがよくある

中国の人民元の偽札

もともと中国人って華僑。やっぱり現物
です。金は中国人、みんな大好きで、宝
飾店は去年から客足途切れず。不動産不
況だから、不動産なんかはチョット怖く
てできない。だったらもう安全資産です
。中国の不安が高まれば高まるほど、み
んな金を買い始めます。

中国人は不況になれば、皆、金を買い始める

今年の中国のGDPは4,6%と言ってます
けど、この世で信じられないモノは、中
国による統計と石で出来た生卵。で、ち
ょっと見識のある人ならば、誰だってこ
の数値、もっと低いだろうと思っていま
す。校内大会なのに、全日本選手権とか
言ってるのと一緒。

校内大会なのに

全日本選手権だと言っているのと同じ。

この前、ソ連が崩壊した時、統計を見て
みたらビックリしました。数値があきれ
るくらいデタラメだったんです。共産主
義国にはよくある話で、民主主義国とは
違って、審議する機関がないですからね
え。

共産主義国には数値の違うことがフツーにある

③歳を重ねたあとの同窓会には行かないって言う人の話

老後の同窓会

     【続きです】

同窓会はその現実を突きつける場となっ
てしまった。こうして同じクラスに集ま
ったハズなのにもはやお互いに別の世界
の住人になっていることを突きつけられ
る。それぞれが違う人生を選び取って来
た結果なのです。

お互い別世界の住人になっていることに気ずく

いくらテーブルを囲っても、もうそこに
は『かつての私』はいないのです。クラ
ス会は思い出を語る場ではなくて、むし
ろ『隔たり』を突きつける機会になりま
した。私たちをホントに切なくさせるの
は距離や年月の問題ではなく、心そのも
のの違いなのだと。人生がそれぞれ違う
方向に流れ、優先順位も様変わりした。

いくらテーブルを囲っても、そこには『かつての私』はいないのです。

作家・向田邦子さんはこう言ってた。
『同窓会で一番驚くのは、みんな昔と同
じ顔をしているのに、まるで違う人にな
っていることだ。時の流れはヒトを変え
てしまうだけでなく、最も美しい思い出
はもう二度と戻らない。そんなのはあの
過ぎ去った時代にだけ存在するのだ。』

作家・向田邦子;時の流れはヒトを変えてしまうし、最も美しい思い出はもう二度と戻らない

私たちは同じ人達に再会できたとしても
、あの頃の自分にはもう出会えません。
人生は短いのですから、うわべだけのつ
き合いや意味のない集まりに時間を浪費
する必要はありません。自分が本来属さ
ない輪に無理やり溶け込もうとすること
もないのです。

残された人生はもう短いのです。

自分を殺してまで他人に合わせ続けるこ
との方がよほどコワイのです。残された
人生はもう短いのですから。

      おしまい

②歳を重ねたあとの同窓会には行かないって言う人の話。

 

歳を取ってからの同窓会

              【続きです】

実際、みんなと再会してみると、過去は
すでに記憶の中にあるだけのもので、ど
んなに美しい思い出であっても、再び息
を吹き返すことはないのだと悟るのです

過去はすでに記憶の中にアルだけのものと化す

作家・遠藤周作さんが言っていました。
『同級生と会うたびに思うのは、みんな
違う人生を歩んできたという事。同じ教
室にいた頃は気ずかなかったけど、人そ
れぞれ違う価値観を生きているんだ。何
年も同じクラスにいたハズなのに、再会
すると、まるで他人のように感じられる
相手もいるんです。相手が変わりすぎた
わけでもなく、ただこちら自身ももはや
昔の自分ではないから、それだけのこと
なんですよ。』

作家・遠藤周作氏

人は同じ道を歩くとは限りません。ある
ものは遠方で奮闘し、あるものは地元で
安定を選ぶ。地道に暮らす人もいれば、
野心を抱いて頂点を目指す人もいる。

ある者は遠方で奮闘し、野心を抱いて頂点を目指すヤツもいる。

実業家・孫正義氏も若い頃の友人につい
てこう語っています。『学生時代の友人
とはもう話が合わなくなった。みんなそ
れぞれ違う世界で生きているから当然と
言えば当然だけど。かつて同じペンを握
っていた手は、今は仕事で荒れた手とビ
ジネスの場でひんぱんに握手を交わす手
に分かれているのかもしれない。』

実業家・孫正義氏;学生時代の友人とはもう話が合わなくなった。手の使い方も違う。

表面上は友情は変わらないと言ってみて
も、いざ対面すると、埋められない空白
があることに気ずかされる。話題も自然
と二つの方向に分かれます。不動産や株
式投資、子供のインターナショナルスク
ールなど。成功を手にした者たちの話が
止まらない。数字やビジネスチャンス、
華やかな将来像を語る声に満ちている。

かつて同じペンを握っていた手は今は仕事で荒れた手と、ビジネスの場でひんぱんに握手を交わす手に分かれているにかもしれない。

一方、黙り込む人もいます。語りたくな
いワケではない。ただ自分の生活が地味
で派手な取引も豪華な旅行の自慢話もな
いから、誰も興味を示してくれないと分
かっているからです。

一方、黙り込む人もいます。地味な生活をしている私に、誰も興味を示してくれないと分かっているからです。

     【またまた続く】

①歳を重ねたあとの同窓会には行かないって言う人の話

歳を取ったあとの同窓会

作家の村上春樹さんは,同窓会に一度も
出席したことがないという。その理由
が『過去は過去として、大切にしまっ
ておきたい』からだと言う。
まあ、同窓会や古い友人との集まりは、
時には喜び以上に複雑な感情をもたらす
ことがありますからねえ。旧友に再会す
ると、誰もがつい比較したり、自慢した
がるものです。

今回もノーベル文学賞の電話を待つ村上春樹氏

俳優の所ジョージさんは『昔の友達と会
うとね、みんなオレはこんなに成功した
っていう話ばっかするんだよ。でもね、
ホントに幸せな人はそんなこと言わない
もんなんだよ。』
いざ再会してみると、あの幼い頃の会話
や遠い夢は跡形もなく消え、暗黙のうち
に比較が始まってしまいます。

多趣味の所ジョージさん

タレントの明石家さんまさんも『みんな
昔の話をしているようで、実は今の自分
を自慢してるんや。あの頃は貧乏やった
けど今は・・・って言う話になるんや。
いつの間にか視線は身に着けている服、
乗ってるクルマ、住んでる場所や家を品
定めするように巡り、最近はどう?収入
は?家買った?といった話に及んでしま
うんや。』

タレントの明石家さんまさん

まあ、一見無邪気に思える質問の中に実
は深い探りが含まれていて、社交辞令の
ようでいて、相手を評価するモノサシに
なってしまう。もはや真心のこもった語
り合いを求める人はおらず、他人より優
位に立てればイイ、そんな空気が漂って
しまう。

棲んでいる場所・家・クルマを品定めするようになる。

暖かいはずの同窓会は、実は華やかな仮
面をかぶった人達が演じる舞台へと変り
果てる。そして別れ際、誰もが元の生活
へと戻っていく。思い出はもう誰も開か
ない古い本の様に静かに眠り続けるので
す。

真心のこもった語り合いを求める人はいない。

本来なら人と人とを繋ぐ再会。しかしそ
こにあるのは、『酒の強さを競う場』酒
の強い人は賞賛される。弱い人はカラカ
ワレ、気力が続くまで永遠と続く宴。
『みんな揃っていたのに、誰もそこには
いなかった。』という空虚感だけが残る
のです。

酒の強さを競う場と化す

                         【続く】

デジタル教科書を使って授業をしてみたら・・・

先生、昔の通りに紙の教科書を持ち板書する。

先生が板書する。それを生徒がノートと
る。教科書を開く、そこを見る、線を引
く。これで記憶が定着していく。

以前はデジタル教科書で授業をしていました。

ある小学校の先生が6年生の授業をしま
した。この先生、今でこそ紙で授業をし
てますけど、以前はデジタル教科書で授
業をしていました。そしたら端末操作で
つまずく生徒も目立ち、授業がスムーズ
に進まないことがありました。

デジタル端末を使ったら、授業がスムーズに進まなかった。

『は~い、じゃあiPad開いて下さ~い!
』とか言って、

『先生!電源が入りません!』とか

『通信、つながりません!』とか

『バッテリー、切れました!』

『先生!電源が入りません。』『バッテリー切れました!』

『フリーズしてま~す!』とか40人一斉
に立ち上げたら、一人や二人フリーズし
てもおかしくありませんよ。

『フリーズしてま~す!』

『パスワード、忘れました!』とかいち
いち中断。

『あっ!落としました。割れちゃいまし
た。』

『先生!オガワ君がYouTube見てま~す』

『先生!オガワ君がYouTube見てま~す!』

いろいろ起きるワケですよ。これ、紙だ
ったら、『ハイ、教科書、何ページ開い
て!』『先生、そのページありません!』
とか『教科書、開けません!』とかない
じゃありませんか。一人でもいたら、授
業が止まっちゃいますからね。

だから実際そういう端末で授業してみた
けど、よく中断して
『ああ、こりゃダメだ!紙がいい!鉛筆
がいい!』ってふうに考えを変えたワケ
です。現場のセンセがやってみて、やっ
ぱダメだ!と紙の授業に戻ったワケです

『ああ、こりゃ、ダメだ!紙がいい。鉛筆がいい!』

ほら、中国でね、EV車買った人と一緒
ですよ。みんなほとんど後悔して、もう
二度と買わねぇって言ってるワケですか
ら、実際使った人がどう思っているかが
大切なんですよ。

中国ではEV車買った人が後悔して二度と買わねぇと言ってるのと同じです。

デジタル先進国だったフィンランドがデ
ジタル教科書を使ったら、子供たちの能
力がバク落ちで、デジタル教科書から紙
の教科書に戻したって言うじゃありませ
んか。

デジタル先進国のフィンランドがデジタル教科書を使ったら、子供たちの能力がバク落ちで、紙の教科書に戻した。

デジタル教科書を使って、成績が上がる
って調査はほぼ皆無なんですよ。

『ミス』は、気をつけるものじゃなくて、防ぐものなんです。

歯医者さんの治療システムって、
ミスしないようにつくられています。

一つひとつの動作に全て理由があって、
大学ではこれを修得、訓練しました。

ミスしないような治療システムが作られている

ところで、世の中では「ミスじゃん、
許してよ、仕方ないじゃん、反省してる
よ」・・・・そう思っている人は大事な
仕事を任せてもらえません。
つまり、つまらない仕事ばかりになる。

『ミスしちゃった!許してよ。』そういう人は大事な仕事を任せて貰えません。詰まらない仕事ばかりになる。

人間はミスする生きモノ。キカイじゃな
いからうっかりミスすることもあります
。でもこれをどうやって防ぐかが大切。
電車の運転手さんもそうだけど、飛行機
のパイロットもそう。着陸する時タイヤ
を出し忘れたら大変なことになる。

うっかり、着陸時にタイヤを出し忘れると乗務員・乗客は全員死んでしまう。

お医者さんだって歯医者さんだって、ミ
スしないように気をつけるっていう程度
ではダメなわけで、だからこそ、どうや
ってミスを防ぐかを必死に考えたり研究
したりするのデス。

ミスをしないように気をつけるのは当たりで、どうやってミスを防ぐのか必死に考える。

ミスというものは気をつけるものじゃな
いんです。防ぐものなんデス。ミスを防
ぐ方法を考え、練習した結果、ありゃ頭
良くなっちゃった、ありゃ重要な仕事を
任された、という順番なのです。

『ミス』ってのは防ぐものなんです

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