先日、アフリカの熱帯感染症の特効薬でノーベル医学生理学賞をとった大村智先生。
先生が講演でよく話している言葉の中に、「生き物がつくるものに無駄があるはずがない」というのがあります。
ワタクシ、この言葉がどうも頭から離れません。
ワタクシも仕事上、歯を診ているわけですが、近年の傾向として親知らずの歯が無くなってきています。
よく言われるのが、生まれる子供たちの顎がだんだん細くなっているので、親知らずの出てくるスペースがない。
どうせ出れないのならもう親知らずの歯なんかつくらないぞ、とカラダが指令を出しているのかもしれません。
そうです。
生き物は、ムダなものはつくらないんです。
逆に、生き物がつくるものに無駄はないんです。
つながりました。