日本の夏は高温多湿。
油断していると食べ物にはすぐにカビが
生えて、腐って食べられなくなります。
もしも真夏の暑い時に冷蔵庫が停電で
使えなくなったら、自宅にある多くの
有機物は腐敗と悪臭を放つハズ。
でも、こうしたカンキョウ下でも決して
腐敗しない巨大な有機物が自宅に存在す
るんデス。
それはズバリ、私たちのカラダ。
健康である限り、私たちのカラダにカビ
が生えたり腐ったりすることはありませ
ん。
腐敗って、微生物が有機物を分解するこ
とで起こる、生命活動。
つまり、彼らの仕事は腐らせること。
ではなぜ、そんな微生物が有機物である
ワレワレのカラダを分解できないのでし
ょうか。
それは、ワレワレのカラダが免疫という
キノウを持っているから。
免疫って、カラダに侵入する微生物など
の異物を排除する力のことなんデス。
たとえば空気中1㎡あたり1000個の真菌
の胞子が漂ってて、息を吸って肺に入る
と肺胞に侵入する。
すると肺胞は腐るんです。
でも、腐らない。
それは血液中を流れている免疫細胞が
ちゃんと現場で真菌の胞子をやっつけて
くれているからなんです。
スゴイぞ、免疫細胞!