歯学部生は、歯だけじゃなくて人体発生学も勉強します。
今から約37億年前に生命は誕生したと言われてるけど、最初はただの細胞の固まりデシタ。
それがそのうち複雑な構造を持ちはじめ、線虫みたいな原始的な生物に発展。
さらに背骨ができた魚が誕生。
魚がさらに進化すると、カエルみたいな両生類に。
両生類が進化すると、トカゲやカメのようなハ虫類、そして鳥類、哺乳類へと進化。
哺乳類の最初は、ネズミみたいな生き物でした。
それが様々に進化してサルが誕生。
その一部が人間にまで進化した。
実はこの長い進化の歴史を、ワレワレ人はたった10ケ月で経験しているのです。
お母さんのお腹の中で。
人間は最初は受精卵という単なる細胞の固まりでした。
それがだんだん細長くなって、魚みたいになって、カエルみたいになって、トカゲみたいになって、鳥みたいになって、最後に人間みたいになって・・・・「オギャー」と生まれる。
みんな、37億年の進化の歴史を自分自身で体験しながら生まれてくるんです。
コレってすごいなと思いました。
進化の過程を途中で飛ばすなんて、決して許されないのデス。