チョウは羽根をフクロウの顔に似せて、
天敵から我が身を守ろうとします。
これを、チョウの擬態と言います。この
方が天敵から身を守るのに都合がイイん
ですよ。
女子社会は男社会以上に、横並び。
女子社会と言えば、昔は世間で同じであ
ることを求められたため、頭のよくない
ふりをする女の子が数多くいました。
例えば、知っていることでもわざと知ら
ないフリをしたり、敢えてバカなことを
言ったり。高知能女子代表の紫式部も宮
廷に上がりたての頃は、出来ないフリを
していましたからねえ。そのほうが上手
く行った。
こんな風に、昔の高知能女子はフツーの
女の子に擬態することがよくありました
。他人の感情を敏感に読み取ることので
きる女ならではの対応かもしれません。
確かに、4、50年くらい前までの日本で
は、そのようにしなければならないよう
な社会的風潮がありました。
当時、女子にとって「頭がイイ」とか、
「学歴が高い」ことは、良い条件ではあ
りませんでした。いやむしろ、就職や結
婚に不利になる可能性が高かった。
昔は大学進学率が低かったので、大学進
学の時点で彼女たちはトップ3割に入っ
ています。
でも実力通りに4年制大学卒の才女にな
ってしまうと、就職でも結婚でも多くの
男性から敬遠される可能性がありました。
で、トップクラスの女の子でも敢えて女
子短大を選び、学歴をダウングレードし
た娘が確かにいました。
「この娘は頭の切れるタイプの女の子で
はありませんよ。まして自己主張なんて
とんでもない。決してそんなことはしま
せんよ。大丈夫です。よい奥さんになる
こと間違いなし。若いし、お得ですよ。」
と世間でアピールしなければならない時
代でした。
たしかに世の中には、同じ短大にフツー
の女の子に擬態していた高知能女子が
混ざっていたし、ワタクシの周りにもい
ました。
だから、お母さんを短大を卒業したフツ
ーの主婦だと思っていたら、実はとんで
もない高知能指数の持ち主だったとか、
学力がとんでもなく高かったという話は
まあ、よくある話なんですよ。
問題解決能力の高い、あなたのお母さん
もしかして、高知能女子、あるいはギフ
テッドかも知れません。