うちのスタッフに犬を飼っている子がい
まして、話によると、「イヌはどうもワ
タシのことをご主人様だと思っているよ
うで(まぁイヌはいつもご飯を作って食
べさせてもらっていますからねぇ)。そ
してダンナさんの位置はワタシより序列
がちょっと下がって、子供に関しては
完全になめきっている」と言っていまし
た。
でもいつから犬は家族になっちゃったん
だろう。
少なくとも4,50年くらい前は外で鎖に
つながれていて、いかにも「イヌ」とい
う感じでした。
でもよく考えてみると、北極点到達の時
も、アメリカ大陸へ上陸した際も、そこ
にはイヌがいました。
人類が地球上に広がっていく中で、そこ
にいつもイヌがいた。
まぁ、ずっと前からのパートナーだった
ワケだ。狩り友達。
ふつう家畜なら、ブタやニワトリや牛の
ように、ヒトは食べそうなものですが、
イヌを食べたという記録はほとんど残っ
ていません。
もしヒトがイヌを獲物として食べていた
とすると、残パン処理するところの貝塚
からイヌの骨が出てくるハズだけど、そ
んなのはナイ。
1万2000年くらい前のイスラエルで、ヒ
トと一緒に寄り添って埋葬されているイ
ヌが発見されました。
やはりずっと前からイヌは人類のパート
ナーだったのだ。
先生の帰りを待つ忠犬ハチ公
そういえば、渋谷の忠犬ハチ公、どこか
の偉い先生が飼育されていて、毎日駅ま
でお迎えに来ていたらしいのですが、ハ
チ公は渋谷で放し飼い。
先生が気に入ったんでしょうね。
放し飼いだから先生が帰ってくる時間を
見計らって、「おっといけねぇ、そろそ
ろ先生様の帰ってくる時間だな。そろそ
ろ出かけるか」と勝手に家を出て、渋谷
で待っていた。
そのハチ公、エサに釣られて渋谷に通っ
ていたという説もありますが・・・。