コロナウイルスといえば、コウモリ。
スタッフと雑談している時に、コウモリ
の話が出ました。
北海道出身のスタッフは、コウモリなん
て見たことないという。
それに対して、本州出身のスタッフは
全員見たことあるという。
コウモリなんて、ワタクシの小さい頃、
寺の境内に行けば薄暗くなった頃フツー
に飛び回っていました。
予測不能の飛び方で。
田舎なもんで。
「変な鳥だなぁ。大体あの飛び方が変。
蛾みたい。気持ちわりぃ!」って当時
思っていました。
でも、コウモリは鳥じゃなくてネズミに
近いホ乳類。
「あの羽は鳥の羽じゃあないの?」って
思われるかもしれませんが、アレ、実は
「水かき」。
ヒトもそうですが、お腹の中で発生中、
指が最初に出来てくる時、指の間にちゃ
んとヒフの膜があります。
これが水かき。
この膜の細胞がヒトの場合、死ぬんです。
指の間の膜のところが死なない部分が指
ですから、指が伸びるカタチになる。
つまり、指の間が積極的に引っ込んで
指が伸びる。
だから膜の細胞が死ぬプロセスが起こら
なければ、水かきが残る。
死ななきゃいいわけですから。
実際にそれが極端に発達しているのが、
コウモリの羽。
だから羽のように見えるのは、実は
「水かき」。
まぁ、水かきが陸上で役に立っている
いい例です。
コウモリはよ~く見ると、水かきを空飛
ぶために上手に使っていて、親指がとて
も長くなっている。
そして、指の間の膜が残って、その水か
きが羽になっているってワケだ。