ある統計があります。
3才くらいの子ども100人以上の生活時
間と識字率の関係を調べたら、外遊びの
時間が長いほど文字を知っているという
結果が出ました。
意外なようですが、脳の仕組みを考えれ
ば、これは当然。
カラダを動かすことが脳を育てること
ですから。
脳には、目・耳・手足などのヒフ感覚を
通して外部からいろんな情報が入ってき
ます。
逆に、脳から出すことができるのは、
筋の収縮だけ。
つまり、カラダの運動だけ。
しゃべるだけでも声帯や口を動かさなけ
ればならない。
動かしてみて、その感覚をまた脳にバッ
クしていく。
脳のインプット、アウトプット、インプ
ットです。
そうやって入出力をぐるぐる回しながら
脳は育つ。
一見、無イミなような遊びの中からいろ
いろなことに出会って、自分なりのルー
ルをつくる。
そこからヒトは学ぶのです。
特殊な才能を育てるのはその先でイイ。
大人が思っているよりもずっと、子ども
は自然に近い動物。
カラダを使わずにDVDにお守りをして
もらっている子の使っているのは、主に
目と耳。
外に遊びに行ったら歩いただけで景色が
変わるので、目も耳も手も足もすべて使
うことになる。
そして脳の中がグルグル回って脳が育つ。
やはり外遊びは最強だ。