陰謀説を話したら、キャッキャッ喜んでた。

どう見ても同じ人物?

 

先日の日曜日は天皇誕生日でした。

天皇といえば、M治天皇のすり替え説と
か、幕末のK明天皇の毒殺説とか、いろ
んな陰謀説があります。

まぁコレは、怪しげな民間療法の疑似
科学のようなモノ。

資料が残っていないので想像するしかあ
りません。

科学ならいつの時代にどこでやろうと、
同じ条件なら必ず同じ結果が出るんだけ
ど、歴史の場合、亡くなった人に「お願
い!もう一度生き返ってちょうだい。」
なんて言えません。

まぁ、陰謀論者は都合のいいデータだけ
出して第三者を交えた議論をしようとは
しないし、ホントは自分が証明すべきな
のに批判者に「じゃあ証明してみてよ」
と要求したりスル。

そうなると、資料を探すしかない。

でもその資料もホントのことが書いてあ
るとは限らないし、何しろ日本史っての
は勝者の歴史ですから。

それに専門家がいくら陰謀説をいちいち
否定しても、何の業績にもなりません。

第一、暇じゃナイ。

議論が成り立たないから相手にしなくな
ると、陰謀論者は「私の説は正しい」と
勝利宣言をスル。

説はあくまでも説で、あったかもしれな
いし、ナカッタかもしれない。

やるべきことは、通説をしっかり頭ん中
に叩き込んでおくことだ。

何たって通説は、過去何十年も、多くの
研究者が積み上げてきた成果ですからネ。

ところで、以前ブログに書いたお二人の
天皇の陰謀説をうちのスタッフに話した
ら、キャッキャッ喜んでた。

やはり雑談でも少し脱線した方がスタッ
フの目は輝くようだ。

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