手や口をよく動かすほど、脳もよく働く
という話があります。
「ホムンクルスの人形」というのがあっ
て、これは「人間の脳の中に住んでいる
小人」という発想で考え出された人形の
コト。
両手と舌が異様にデカイ。
カナダの脳神経外科医、ペンフィールド
が考えました。
人間のカラダの各部位を支配する脳の神
経細胞の量を三次元化したもの。
これを見ると、手や指、口や舌に関係し
た神経細胞が圧倒的に多いことがわかり
ます。
まぁ、手や口をよく動かすほど脳もよく
働くということデス。
いつまでも元気でいる秘訣は、カラダを
動かし続け、使い続けることなのでしょ
う。
確かに、家は住む人がいなくなるとたち
まち生気を失って廃屋のようになります。
筋肉はよく使っていると、年をとっても
日々太くなり、強度が増すことがわかっ
ています。
脳の神経細胞も然り。
逆に、高齢の場合は1ヶ月寝たきりにな
ると、ほとんどの人が歩けなくなります。
先日亡くなったうちの母さんを見ていた
ら、ホントにそうだなぁと思いました。