先日行ってきた男子中高一貫校の学園祭
を観て、こんな話を思い出しました。
それは、今まで女子校で教えていたある
女性教員が男子校に来てもらした感想。
「男子校で教えてみて、今まで以上に、
男の子が宇宙人であることがわかりまし
た。女子は長時間の勉強や単純作業にも
耐えられますが、男子はそうはいきませ
ん。その代わりに、瞬発的に一気に大量
にこなす中で力をつけていくことができ
ます。だから、課題の出し方も変わって
きます」と。
また、こんな話も。
「文学的文章ひとつ取っても、女の子の
方が登場人物の心情変化には敏感で、行
間を読むことができる。だがしかし、精
神的にまだ幼い男子生徒にとって、行間
はただの空白。登場人物の心情を尋ねる
問題を解かせても『そんなことはどこに
も書いてないじゃないですか』と反論し
てくることもアル。
中1の頃、「女子がいなくてせいせいす
るなぁ」と言っていた男の子たちも、中
3くらいになるとだんだん色気づいてき
て、「先生、そろそろうちも共学にした
方がいいんじゃない?」などと言い始め
る。