「本番が弱いヤツ」になっちまう。

マラソンのスタート

 

まるやまファミリー歯科に入って来られ
る患者さんはいの一番、「涼しいねぇ」
と言われます。

うちではエアコンのスイッチをまだ入れ
ていません。

ここはビルの1階で、両隣が建物なので
太陽の熱が届かない。

まぁいわば、北向きの洞窟の中。
室内は涼しくても外は暑い。

ところで、来年の今頃は東京オリンピッ
クです。
暑いです。

オリンピックで金メダルを獲得するには
、とにかく「相手に勝つ」ことが第一条
件。

どんなに平凡なタイムであっても、参加
選手の中で一番であればイイ。

まぁ要するに、オリンピックの競争の
原理は「絶対評価」よりも「相対評価」。

しかも、本番の大舞台で100%の力を
出し切れる人なんて、まずいません。
せいぜい50%くらい。

そこで70%の力を発揮できれば、それ
でもう金メダル。

実際、オリンピックのマラソンで世界新
記録が更新されたことはほとんどありま
せんし、一流のランナーにとって記録を
狙う大会と結果を狙う大会は別モノ。

大切なのは自己ベストじゃなくて、「て
っぺん」に立つこと。

この原則を忘れて本番で120%の力を
出そうとするから、余計なところに力が
入って空振りするのだ。

そして、フダンの半分も力が出せない。

つまり、表題の典型的な「本番が弱い
ヤツ」になっちまう。

 

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