カブトムシの角はなぜ大きいか。
あんなものは、メスにはありません。
それなら、ただ生きていくためにはあん
な角は不用。
説明がつかないので、ダーウィンも「あ
れはメスの好みだ」と言いました。
角の大きいオスほどメスにもてる。
で、だんだん大きくなっていった。
これが、古典的な説明。
でも、今ではそうでナイようで・・・。
「こんな大きな角を持っていてもちゃん
とやっていけるんですよ。じゃまじゃあ
ないんです。そのくらいワタクシは丈夫
で健康なんです。」
角はそれを示す信号だとか。
つまり、「角が大きくて立派なら、その
分だけ元手が余分にかかっている。その
余分な費用を負担できるほどワタクシは
立派なカラダを持っているんですよ。」
というわけだ。
これを、「ハンディキャップの原理」と
言うらしい。
なんかコレと似ているものがあったなぁ。
そうだ、駅前に建っているあの大きな
G行(仮称)。
アレは大きなカブトムシの角だ。
ところで、角があるのをみんなカブトム
シと思うわけで、デパートに行ったら、
角のないメスは人気がないので安いんで
す。