
青がタウタンパク質に乗っ取られた正常な神経細胞。茶色はアミロイドβ。
【続きです】
もともとタウタンパク質は脳の老廃物じ
ゃなくて、ちゃんと役割のあるタンパク
質。正常に役割を果たしている内はいい
んですが、何かの拍子に異常な形になっ
てしまうと、邪魔者になっちゃう。

タウタンパク質が正常なタンパク質を襲った。
しかもその異常なタンパク質に正常なタ
ンパク質がくっつくと、異常になっちゃ
う。それがドンドン続いて繊維状になっ
て、糸くずみたいに神経細胞の中に溜ま
ってしまう。まあ、その排出システムが
グリアリンパ系。


タウタンパク質が何等かの理由で異常な形になってしまうと、それが正常なタンパク質を異常な形に変えてしまう。
脳の周りに「脳脊髄液」という液体があ
って、その中に脳が浮いているというか
、浸っている状態で、その脳脊髄液が動
脈の周りから脳の中に入り込む。

そしてそれが脳の中で老廃物と共に青い
静脈の周囲から出ていく。「穴」って書
いてある所から出ていく。その穴は
「アクアポリン4」というタンパク質の
中を通っていきます。

脳のゴミ排出システムをグリアリンパ系と言う。「穴」と書いてあるのはアクアポリン4.(オガワデザイン事務所)
簡単に言うと、シャワーのヘッドの穴、
あれがあることによって水が「バァー!
」っと出るじゃないですか。閉じていた
ら何も出ない。その役割をしているのが
「アクアポリン4」。いわゆる認知症とい
うのはその流れが悪くなったと考えてい
い。単純に歳を取るだけでも悪くなる。
いわんや認知症の患者さんだと更に悪く
なる。

例えば、シャワーヘッドの穴がアクアポリン4で、水が脳脊髄液みたいな感じ。
これはポンプの圧で押し出すという感じ
で、血管が収縮したり拡張したりするこ
とが駆動力となって、水をアクアポリン
4を通して脳の中に入れたり出したりす
る訳です。加齢とかも血管の運動が動脈
硬化とか高血圧によって、悪くなると、
そのポンプの機能が悪くなって、この排
出が悪くなる。そうすると、血管の若さ
というか、血管の収縮とか拡張を活発に
保つことがカギになる。

血圧が大きくなることで、脳脊髄液がタウタンパク質やアミロイドβをアクアポリン4の穴から追い出し、リンパ管へ流される。

脳脊髄液が脳に溜まって頭痛が発生。脳が委縮。頭部や首部の骨の歪み、筋肉の凝りで圧迫され、脳脊髄液の流れが悪くなっている。

対策としては食事に気をつけるとか、運
動をちゃんとするとか、当たり前のこと
なんですが、血管をキレイにしておく。
ちゃんと昼間運動して、夜ちゃんと寝る
。そういう当たり前の生活リズムを整え
ることなんですよ。
おしまい