
タンパク質が歩くんです
生命の定義は①外界と隔てられている。
②代謝をおこなう。③自己複製をする。
実はこの3つを全部を利用しているのは
最小単位を考えていくと、それは細胞と
いうことになります。で、我々が命と呼
んでいるものはすべて細胞から出来てい
ます。だから命=細胞。

生命

細胞内
私たちの人体を形ずくるおよそ40兆個の
細胞も1つ1つに命があって、生きてい
るんです。細胞の中を見てみると、いっ
ぱい詰まっていますが、これは命じゃな
い。『命をつくる部品』で満ちているん
です。この部品が集まって命をつくる。

細胞の中は『命をつくる部品』でいっぱい。
で、この部品が動くんですよ。命じゃな
いのに動く。チームを作って協力しあっ
たり、互いに競い合ったりするんです。
ロナルド・ベイルさんという研究者がい
て、彼は細胞の中を動き回る謎の物質を
発見したんです。

ロナルド・ベイル氏は『モーターたんぱく質』の発見者として知られる。
細胞の中にある小胞、これ袋のような形
で中にいろんなものが詰まっています。
それ自体に動く機能はないのですが、こ
の小胞がレールのようなものに沿って細
胞内を規則正しく動くことを発見。

レールのようなものに沿って規則正しく動く。

袋の中にいろんなものを詰め込んだ小胞がレールに沿って規則正しく動いている。
一体何がこれらを動かしているのか。そ
の撮影に成功した研究者がいるんですよ
。東大名誉教授の広川信隆さん。『足の
ような構造』だって言うんです。丸い荷
物とレールの間に確かに不思議な形をし
た物質が映っていました。細胞の中で荷
物を運んでいる。

この物質、人間の足のように動くんですから。
この正体、ギリシャ語で『動く』と言う
意味の『キネシン』その歩き方に研究者
たちはビックリ!人間のように2本足で
歩くんですから。
【続く】