
超人・ハルクホーガン
ワタクシが学生の頃、日本でバブルの足
音が聞こえ始めていた頃ですが、プロレ
ス界を引っ張っていた世界の大スター、
ハルクホーガンが、ついこの間、鬼門に
入られました。享年71歳。

ハルクホーガンが力尽きた。
さすがに不死身のハルクホーガンも、虎
やライオンなどの野獣には勝てるけど、
持病の心臓発作には勝てませんでした。

本家・本元『超人ハルク』
ロックバンドのベーシストからプロレス
ラーに転じたハルクホーガンのリングネ
ームは『超人ハルク』。身長201cm、
体重137㌔の巨漢。リング上でトレード
マークの黄色のTシャツを丸太のような
腕でひきちぎると、はち切れんばかりの
褐色の肉体が溢れ出て吠える。それ自体
が彼特有の上質のパフォーマンス。

Tシャツを丸太のような腕でひきちぎり、はち切れんばかりの褐色の肉体が溢れ出て吠えるお馴染みのパフォーマンス。
たいしてプロレスファンでないワタクシ
でも彼の存在は知っていました。
それを模倣したレスラーがいました。元
横綱の北尾。デビュー戦でホーガンと同
じように黄色いTシャツを引き裂いて吠
えた。ところが、観客が目にしたものは
まだ絞り切れていないたるみの残る肉体
。かくしてホーガン流パフォーマンスは
失敗に終わったんですよ。

元横綱の北尾がTシャツを腕で引き裂くパフォーマンス。

ところが、観客が目にしたものは、まだ絞り切れていないたるみの残る肉体。
ホーガンはあの圧巻の肉体を作り上げる
のに、16年間に及び筋肉増強剤を使用し
ていたことを認めています。

『ロッキー3』でハルクホーガンと闘うシルベスター・スタローン。
1982年に公開されたシルベスター・スタ
ローン主演の『ロッキー3』にも出演。
役柄はプロレスの世界チャンピオンとし
て君臨。映画の中ですが、現役プロレス
ラーが本当にロッキーと闘うことになる
なんて、思いも寄りませんでした。
今思えば、どちらも興行ですからねえ。
何やってもいいんですよ。 とにかく話
題性の多いプロレス界の大スターでした
。

大好きなポーズ『一番です』
合掌!